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テラーノベル(Teller Novel)

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それから、壁を破壊され、私は逃げ惑う人々に背中を押されていると

グリシャ・イェーガー

キース!

キース・シャーディス

!!

あぁ、思い出した、お前も、特別だったな、

それからエレンを発見し、 カルラが巨人に喰われた事を知った

グリシャ・イェーガー

、エレン、
母さんの仇を、打て

キース・シャーディス

グリシャ・イェーガー

お前なら出来る

グリシャ・イェーガー

行くぞ、ライラも今から行く場所に必ずいる

キース・シャーディス

!待て、どこへ行く、それにライラって、

グリシャ・イェーガー

着いて来ないでくれ

キース・シャーディス

待て、お前が、お前らが打てばいいだろう、

キース・シャーディス

カルラの仇を、なんせお前らは特別だからな

キース・シャーディス

私と違って、

キース・シャーディス

その子も、ライラも違うんじゃないのか、?

キース・シャーディス

選ばれし者じゃないのかもしれないぞ

キース・シャーディス

なぁ、また人に、「呪い」を掛けるのか、?

振り向いたイェーガーの目は、未だに覚えている

グリシャ・イェーガー

この子はアンタと違う、私の子で、ライラはルーカスの子だ

グリシャ・イェーガー

どうか頼む、関わらないでくれ

そう言い、グリシャは去って行った

キース・シャーディス

そして私は、森で気絶したお前らを避難所の寝床に戻した

キース・シャーディス

それが、私の知る全てだ

ジジィが全てを語り終え、周りは沈黙に染まった

エレン・イェーガー

、それだけ、ですか

ハンジ・ゾエ

、貴方が退いた本当の理由が分かりました

ハンジ・ゾエ

「死んでいった部下の贖罪」ではなく

ハンジ・ゾエ

自分が特別じゃないとかどうとかの幼稚な理由でここにいる

リヴァイ・アッカーマン

よせ、ハンジ

ハンジ・ゾエ

アンタの劣等感なんかどうでもいい、

ハンジ・ゾエ

現実から逃げるな、公に心臓を捧げるというのはそういう事だろう!

ハンジは顔を険しくさせ、心臓に拳を当てた

ライラ・アプリコット

、もう良いアル、ハンジ

ハンジ・ゾエ

エレン・イェーガー

、教官の言う通り、俺は特別でも何でも無かった

エレン・イェーガー

ただ、特別な父親の息子だった

エレン・イェーガー

それだけなんです

キース・シャーディス

、お前の母さんは、カルラはこう言っていた

「特別じゃなくても良い、偉大になんてならなくても良い、だってこんなにも可愛い。だからもうこの子は偉いんです」

「この世界に、生まれてきてくれたんだから」

ライラ・アプリコット

、、、

その後、みんなが部屋を出ていく中、私は一人残っていた

ライラ・アプリコット

、なぁキース教官

ライラ・アプリコット

ママの肖像画、残っていないカ?

キース・シャーディス

、すまないが、私の手元にはない

ライラ・アプリコット

そうカ、

私が部屋から出て行こうとすれば

キース・シャーディス

もしかしたら、イェーガーの家にまだ残っているかもしれない

ライラ・アプリコット

!、そうカ、ありがとうネ

私はそう礼を言い、その場を去った

本部へ向かう途中、

リヴァイ・アッカーマン

ライラ

ライラ・アプリコット

へいちょーが隣から私の名を呼び

リヴァイ・アッカーマン

お前はもう、俺の「特別」だ

ライラ・アプリコット

!、こんなとこで臭ぇセリフ言ってんじゃねぇヨ、

私はへいちょーの顔を見ないよう 速度を上げた

翌日、私は資料館を見てまわっていた

何か、半巨人化能力について ないだろうか

その時、とある本が目に入った

ライラ・アプリコット

人類の歴史、

私は引き寄せられるようにそれを手に取り、開いた

大昔、まだ壁が出来たての頃

とある女が不完全な力、半巨人の力を持っていた

半巨人化、それは無垢の巨人や始祖とは違い姿、形は変わらないが

パワーはそこら辺にいる巨人とは比べ物にならない程強い

そして、喰われた巨人の心臓と融合する事で巨人は更に威力を増す

とある女はその力を隠し、ひっそりと一人で生きていた

そんな中、女は何かの弾みに 壁外へと出てしまった

目の前には巨人、女はそのままなす術なく喰われた

普通であれば、そのまま即死だが 女を喰った巨人は

蒸発した

胃袋からは女、しかし片目には 不思議な紋様が刻まれていた

そこから女は、紋様が刻まれた目は眼帯で隠し、巨人に襲われた際には、その力を解き放つ

ライラ・アプリコット

剛鉄の、巨人、

私がそう呟いていると

ミカサ・アッカーマン

ライラ、やっと見つけた

エレン・イェーガー

ったく、一人でどっか行くんじゃねぇよ

アルミン・アルレルト

でもライラが資料館なんて珍しいね

ライラ・アプリコット

お前ら、

気がつけば、目の前にはいつもの三人がいた

ライラ・アプリコット

、ミカサは良いけど、何でアンタらまで一緒にいるアル、

エレン・イェーガー

お前がいつまで経っても帰って来ないから迎えにきたんだよ

ライラ・アプリコット

お母さんかヨ、

私は立ち上がり、本を元に戻した

アルミン・アルレルト

何の本読んでたの?

ライラ・アプリコット

内緒アル

エレン・イェーガー

んだよそれ、

ミカサ・アッカーマン

三人共、そろそろ戻らないと

アルミン・アルレルト

あっ、そうだった!
早く戻らないと!!

ライラ・アプリコット

えちょ、待つヨロシ!!

私は駆け出していくアルミン達の後を追った

本部の食堂に着くと、テーブルには豪華な食事が並べられていた

ライラ・アプリコット

なっ、肉!?

ミカサ・アッカーマン

ライラ、こっち座って

ライラ・アプリコット

お、おうネ、

私がミカサの隣に座ると

兵士「今日は特別な夜だが、くれぐれも民間人にはバレるなよ!」

兵士「兵士ならは騒ぎ過ぎぬよう英気を養ってみせろ!」

兵士「今夜は、ウォールマリア奪還前の祝いだ!味わって食えよ かんぱー、」

その瞬間、兵士達は肉に飛びついた

ライラ・アプリコット

モッモッモッモッモッ

ミカサ・アッカーマン

ライラ、ゆっくり食べなさい

ライラ・アプリコット

ひゃっひぇみかひゃ
おひぃふふぁふひょ
(だってミカサ!お肉アルヨ!)

ミカサ・アッカーマン

分かったから、落ち着いて食べて

ライラ・アプリコット

むぐ、

ハンジ・ゾエ

はわ、ライラの貴重なはしゃぎシーン!

ハンジ・ゾエ

誰か紙とペン!今のうちにスケッチを、

ライラ・アプリコット

テメェは何言ってるアル!!

その時

ジャン・キルシュタイン

ええ調子乗んなよイノシシ野郎!!

エレン・イェーガー

テメェこそ何で髪伸ばしてんだ勘違い野郎!!

エレンとジャンが殴り合いを始めた

ライラ・アプリコット

はぁ、

アルミン・アルレルト

?ライラ、どこ行くの?

ライラ・アプリコット

食べ過ぎたアル、ちょっと散歩して消化してくるネ

ミカサ・アッカーマン

だからゆっくり食べなさいって言ったのに、

私はそのまま、その場を去った

ライラ・アプリコット

、、、

しばらく歩いていると、星空が 目に入った

明日はウォールマリア奪還、、 今食堂にいる人達も、明日には、

ライラ・アプリコット

、いや、私は、私達は絶対に生き残る

私はペトラから貰った髪ゴムを解き、固くそう誓った

ペトラ達に、私達の故郷を見せる為に

その時

リヴァイ・アッカーマン(私服)

おい

ライラ・アプリコット

!へいちょー、

背後から、へいちょーの声が聞こえた

リヴァイ・アッカーマン(私服)

んな薄着で歩き回るんじゃねぇ、風邪引くだろうが

へいちょーは私に毛布を掛け、 マグカップを手渡した

ライラ・アプリコット

、明日、いよいよアルナ

リヴァイ・アッカーマン(私服)

あぁ、上手くいけば犠牲を出さずに奪還が可能かもしれねぇ

ライラ・アプリコット

、なぁへいちょー

リヴァイ・アッカーマン(私服)

なんだ

ライラ・アプリコット

明日、絶対生き残ろうアル

ライラ・アプリコット

そしたら、私達の故郷を見せてやるアル!

リヴァイ・アッカーマン(私服)

フッ、まぁ精々俺を楽しませられるように計画しとけ

へいちょーは私の頭に手を置き、 そう微笑んだ

ライラ・アプリコット

!おうネ!

明日、私達は勝利し 必ず生き残る

そして迎えた、奪還作戦当日

私達は壁へ登ると、民衆が声を上げた

ライラ・アプリコット

、スゥー、

アルミン・アルレルト

?ライラ?

私は大きく息を吸い

ライラ・アプリコット

調査兵団は勝ってみせるぞォォォ!!!

私が大声でそう叫ぶと、民衆がそれに応えるように叫びを上げた

ジャン/サシャ/コニー うォォォ!!勝ってやるー!!

ライラ・アプリコット

、、、

私は周りを見渡し、微笑んだ

エルヴィン・スミス

ウォールマリア最終奪還作戦、開始!!

団長の声と同時に、私達は壁外へ 降り、馬に乗った

ライラ・アプリコット

、、、

絶対、生き残る

その日の夕日は、まるで私達を 励ますような、オレンジ色に燃え上がっていた

巨人討伐なんてグーパンで十分アル

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