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俺が殺される数ヵ月前のこと
ころん
ころん
俺は何もしていないのに、気が付いたらSTPRで最も優れているアイドルみたいな立ち位置になっていた。ファミリーもスタッフも外部の人間誰もが俺を褒めるようになった。
めておらも二周年を迎え、絶好調だった。すとぷりを追い抜くほどの勢いだとなーくんも褒めてくれた。
ある日のこと。STPRファミリーの撮影が終わり、会議室で休憩していた時だった。
偶然、あっきぃが会議室に入ってきた。
心音
あっきぃは俺を睨むだけだった。そこに俺は強い違和感を覚えた。
心音
不仲組と言われるが、実際はあっきぃとは仲が良い。お互いに尊敬し合い、熱い話をするような仲だった。
しかし、今日のあっきぃは無言でスマホを構っていて俺のことを無視していた。
心音
心音
俺がそう言うと、あっきぃはパッと顔を上げた。今やっと俺の存在に気が付いた様子だった。
あっきぃ
心音
あっきぃ
あっきぃは舌打ちをした。何でキレてるんだろう。俺なんかした?
心音
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音
心音
あっきぃ
心音
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
俺はあっきぃの言葉に目を丸くした。
別にあっきぃのポジションを奪うつもりなんて無かった。むしろ、あっきぃを参考にしていたところもある。
何で俺がここまで言われなきゃなんねぇの?
意味がわからない。それでも俺はあっきぃに笑って見せた。
あっきぃ
あっきぃは俺の笑顔を見て、慌てて部屋を出て行った。
心音
俺は苛立って壁を殴るように拳をぶつけた。
あっきぃとの関係はますます酷くなっていった。
周りが俺を天才だと褒める中、あっきぃだけは否定した。
あっきぃ
俺はそんなあっきぃに面白さを感じるようになった。それが次第に面白いから見放せないものに、恋しいから愛おしいに変わっていった。
一回だけ勇気を出して言ったことがあるんだ。
心音
その時、あっきぃは舌打ちした。
あっきぃ
あっきぃ
そう言ってあっきぃに逃げられたことがあった。逆にそれが俺の歪な恋心を成長させた。
誰もが俺を愛する中、お前だけは嫌っていて、俺は逆にお前を好きになった。面白くて愛おしくて、何をされても何を言われても嬉しかった。
ドMとかじゃない。むしろ、俺の中のSが騒いでいた。コイツは面白い、滅茶苦茶にしたい、そう思うようになっていた。
心音
あっきぃに刺された時、さすがにあっきぃを恨んだよ。でもさ、ムカつくぐらいさ、あっきぃのことが好きで愛おしくて、滅茶苦茶にしたかった。
木っ端微塵になるほどぐちゃぐちゃにしてしまいたかった。
だから俺はずーっとあっきぃを付け回した。あっきぃの事だけを考えた。どうやったら「復讐」が出来るのかなって。
そしたらやっと悪霊になってあっきぃに接触出来た。何なら押し倒して滅茶苦茶にしてやった。最高だった。
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃが泣いて謝る度に胸が痛くなった。
俺はこれで良かったのかなって疑問に思った。
あっきぃとどうやって生きたかったのか、あっきぃとどんな風に向き合いたかったのか、今真剣に悩んでる。
でも、お前には死んでほしくない。自殺とかやめてほしいし、警察に行くなんて以ての外だ。俺が死んでお前が犯罪者になるのは嫌だ。悪霊だとしても一緒にいれなくなる。
ねぇ、あっきぃ……
お前が好きだよ
死んでもずっと好きだよ
殺されても愛してる
ずっと一緒に居てやるからな
目を覚ますと、朝になっていた。ソファーで寝ていたはずなのに、なぜかベッドで寝ていた。
俺が夢で見たのは何だったんだ?
あれは心音の本心か?
吐き出したくなるほど怖くて歪んだ愛だった。
あっきぃ
起き上がりたくても、隣で俺の腕に抱きついて眠る心音のせいで起き上がれなかった。
あっきぃ
あっきぃ
いや、こんな風に強く言っていい立場ではない。それに、今の心音は何か言ってしまえば大変なことになる気がする。言葉には気を付けよう。
あっきぃ
すると、心音はゆっくりと起き上がった。
心音
あっきぃ
心音
あっきぃ
あっきぃ
殺されても愛してるって言ってたじゃないか、そう言いたかったけど、違った場合が怖くて言い出せなかった。
心音
心音
あっきぃ
すると、心音は俺の上に馬乗りになった。
心音
あっきぃ
思わず驚いてしまった。口出し出来る立場じゃないのはわかってるけど、それは抵抗ある……。
心音
あっきぃ
俺達は唇を重ね合わせた。
コメント
3件
あきしお……いや……しおあき最高(*`ω´)bほんとにありがとうございます(?)
てぇてぇ

あきしお尊てぇなおい (あ、尊てぇは尊いとてぇてぇの合体したやつなんで気にしないでちょ(´・ω・`)←意味不