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お嬢様のヒミツ 1

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お嬢様のヒミツ 1

1 - お嬢様のヒミツ 1

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2019年07月01日

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私立七瀬小学校。

お嬢様お坊ちゃまが通うだけあって、館内もめちゃめちゃ立派かつ綺麗。

相田 蓮

なんか...
俺、すげ-場違いじゃね?

時計をちらりと見ると、AM06:30と表示されている。

相田 蓮

もうすぐ生徒たちが登校して
くる時間か...

俺はこの学校で会わなければならない人がいる。

朝運がよければ、登校時にたまたま会えたりするかもしれない。

そんなことを考えていると、生徒たちが続々と登校して来た。

相田 蓮

みんな車で登校して
来るんだ...

この校舎といい、生徒といい、金持ち感ハンパない。

同時に、俺の場違い感もハンパない。

相田 蓮

意外と人数多いな...

4年生の教室付近に立っていた俺は、思わずそう呟く。

あの人はたしか今、小学校4年生のはずだ。

相田 蓮

これじゃ、見つけるまでに
一苦労だな...

はあ、と俺はため息を漏らした。

その時だった。

まわりの雰囲気が変わった気がした。

相田 蓮

俺は目を丸くした。

登校する生徒たちの中に、一人だけ異彩を放つ者がいた。

そして、それは――――...

相田 蓮

黒河 千尋―――!

■続く■

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