らんはる集　３

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■ばかっぷるイズム■ 　RHver.

ﾗﾝ「ハルちゃーん、今日の入浴剤はカモミールのバスソルト入れよっか！」

ﾊﾙ「え、俺ちょうどそう思ってた！」 ｶｸ「さすがだな、サンズのことは何でもお見通しか」

ﾗﾝ「そりゃね今日の服の下は鎖骨にキスマークついてんのだって知ってるもん♡」 ﾏｨ「え？」

ﾊﾙ「いやいやいや、そりゃ知ってるだろランがつけたんじゃんアハハハ！」 ﾘﾝ「アハハハ〜···」 ｺｺ「······」

ﾗﾝ「あ、そーいや綿棒がもうないんだった〜」 ﾊﾙ「じゃ今日俺んちの持ってけば？」

ﾗﾝ「いやハルちゃんとこの綿棒がないの」 ﾊﾙ「へぁ？」

ﾘﾝ「兄ちゃん、サンズの部屋の綿棒まで把握してんの？」

ﾗﾝ「風呂上りに耳掃除してあげるからね♡」 ﾏｨ「ほう」

ﾗﾝ「膝枕してハルちゃんの可愛いお耳くるくるするんだよ♡」

ｺｺ「一応聞くが、誰がサンズの耳くるくるするんだって？」 ﾗﾝ「俺しか居ないじゃーん♡」

ﾘﾝ「うわ～俺もサンズの耳くるくるしたい～！」 ﾗﾝ「アハハ、リンドウお前ウケる〜！滅ぼすよ？」

ｶｸ「そうかそれでサンズは自分ちの在庫状況もわかってない訳か」 ﾊﾙ「でっでもまあそうなるよなっ！///」

ｺｺ「そうならねぇからな普通は」 ﾊﾙ「え？なんねぇの？」

ﾗﾝ「ハルちゃん騙されちゃダメ！」 ｺｺ「騙してんのはお前だろーが···っ」 ﾘﾝ「ココノイ落ち着こうw」

ｺｺ「はぁ···全くお前らの日常は無自覚と独占欲の果てしない競り合いだわ」

ﾊﾙ「そ、そう言われても、///」 ﾗﾝ「ねっ♡」

ﾘﾝ「あの〜サンズ、いま内もも撫でられてるけど···」 ﾊﾙ「うん」

ﾗﾝ「別にただのスキンシップだし」 ﾘﾝ「あ、これただのスキンシップ？」

ｺｺ「立件されない軽犯罪がどんだけあるやら」 ｶｸ「サンズが訴えないだけだよな」

ﾏｨ「お前らのイチャイチャは、もうイチャイチャのレベルではない」 ﾘﾝ「イッチャイチャの、ちょっとゑろゑろ！」

ﾗﾝ「お、上手ぁい♡」 ﾊﾙ「アハハハ！上手いってラン、アハハハ！」 ｺｺ「何がどう面白いんじゃ！」

ﾘﾝ「まあまあいいじゃん、楽しく見守ろーよ☆」 ｶｸ「よしそれはリンドウに任せる」 ﾘﾝ「うんやっぱ神様に任せる」

ﾏｨ「じゃあ神様にも胃薬あげないとだなー(棒)」 ｺｺ「マィキィやさしー(棒)」

ｶｸ「お前ら、もっと周囲との共存という面に配慮してだな」 ﾗﾝ「しょうがないじゃんハル可愛いんだもん♡」 ﾊﾙ「もぉ、ラン〜///」

ｶｸ「まぁ可愛いよな」 ﾘﾝ「そりゃ可愛がっちゃうよね」 ﾏｨ「だって可愛いからな」 ｺｺ「常識の範囲で可愛がれっつうのよ···」

ﾗﾝ「なんだよ常識で縛りつけて〜」 ｶｸ「いや正論だし」

ﾗﾝ「正論がいつも正しいとは限らねぇよ？」 ｺｺ「正しいから正論って言うんじゃ！」

ﾊﾙ「えっとあの、まあそのランには気をつけるよう俺からも注意するから、」

ｺｺ「あのなサンズ、むしろお前の方で気をつけてもらわねぇとって話なワケよ解ってんのか？」 ﾊﾙ「すいません···///」

ﾏｨ「サンズがすぐに流されたりしないでランをしっかりシツケるべきだ」 ﾊﾙ「あう〜///」 ｶｸ「無理じゃねえかなあ」

ﾗﾝ「いいよ別に〜、何ら必要性を見い出せない♡」 ﾏｨ「見い出せよ」

ﾊﾙ「あっあのっマイキィ、それについてはこれから出来る限り善処しますんでっ」

ｺｺ「出来るんだな？」 ｶｸ「いややっぱ無理じゃねえかな」

ﾗﾝ「ハルちゃん気にしなくて大丈夫♡」 ｺｺ「お前が一番気にしろ！」

ｶｸ「そもそもどこからが人目をはばかるべき言動なのかが判ってないよな」 ﾊﾙ「い、いやあのえーと、」

ﾗﾝ「あっじゃあそっちが気をつかって見ないフリしてたらイイじゃん！♡」 ﾘﾝ「逆転の発想さすが兄ちゃん！」

ｺｺ「うん、一言で言うならば付ける薬が無ぇ」 END