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まだ浅いバスタブに溺れてみてさ 何も知らない純粋なフリしながら 呼吸が切れるまでずっとずっと 潜るボクで皆を傷つけないために
かさが増して普通くらいになったら 自分なんかしょうもなく見えてさ 気付かれぬように姿を隠すの 無能なボクにはゴミ箱行きが似合う
きっとずっとずっと忘れていた 鞭で蓋をしていたあの頃を 知らぬ間に手のひら回転して 笑うしかできないや
転生しても生まれかわれなくて いつかの古傷余計に彫ってら 分からぬ涙頬を伝って 電子の震え軋みだす 別人になってもアレが付いてきて 皮膚が痺れるこの音に任せて 抗えない欲望体を巡って 終点まで乗り過ごしていくんだ