アーニャ
アーニャ
アーニャ
アーニャ
ダミアン
ダミアン
ダミアン
ダミアン
ダミアン
エーミル
エーミル
ダミアン
ダミアン
エーミル
エーミル
ユーイン
ユーイン
ダミアン
〜次の日〜
ダミアン
ザッ
ベッキー
ダミアン
ダミアン
ベッキー
ダミアン
ベッキー
ベッキー
ダミアン
ダミアン
ダミアン
そう。アーニャは学校を休んだ。
察しの通りプランBがバレたからだ。
アーニャは体調が悪いとロイドとヨルに訴えた。
アーニャの様子を見かねてか、ロイドとヨルは何も言わずに休ませてくれた。
もちろん体調不良では無いことは2人にはバレバレだ。
ダミアン
〜1週間後〜
さすがのロイドとヨルでも、1週間はよく思わなかったらしい。それもそのはずだ。学校関係で学校に行きたくないのならば、学校に行かなければ解決しないのだ。
ガラガラガラガラ
いつもの10倍ほど小さいの音でドアを開けたのはアーニャだった。
少しでもダミアンにバレたくなかったのだ。
アーニャ
ダミアン
ちんちくりん!!!!!!!
ダミアンはクラス全体に響き渡る声で言った。
アーニャ
ダミアン
ダッ
アーニャは逃げた。逃げて逃げて逃げた。
ダミアン
ダミアンは追いかけた。
追いかけて追いかけて追いかけた。
だがアーニャはトイレに入ったらしい。
トイレに入られたらダミアンは追いかけられない。
そしてアーニャは授業開始ギリギリになった所で教室に戻ってきた。
ダミアン
キーンコーンカーンコーン
アーニャ
ダミアン
エーミル
ユーイン
ダミアン
ダミアン
エーミル
ユーイン
ベッキー
アーニャ
ベッキー
アーニャ
アーニャ
ベッキー
ベッキー
ベッキー
ベッキー
アーニャ
ベッキー
アーニャ
アーニャ
ベッキー
そんなこともあり、ダミアンはアーニャに近づけなかった。
ふたりきりでないと、プランBについての話は出来ないのだ。
ダミアン
ダミアン
アーニャはほっとしていた。
もうさすがにダミアンは諦めたのではないか。
そう思い始めていた。
ベッキー
ベッキー
アーニャ
ベッキー
アーニャ
アーニャ
ベッキー
アーニャ
ベッキー
そういったベッキーの顔は、とても輝いていた
今の状況からして、そんなベッキーをアーニャは女神としか思えなかった。
ベッキー
アーニャ
ベッキーが行ってしまった。
アーニャは急いでトイレへ向かう。
その時だった。
ガシッ
アーニャ
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
ダミアン
ダミアンが問いかけた
アーニャはもう泣きそうな顔だ。
でも泣いたりなんかしたらもっと怪しまれる
そう思ってアーニャは涙を無理やり引っ込めた
アーニャ
ダミアン
ダミアン
アーニャ
ダミアン
アーニャ
ダミアン
ダミアンから出るとはとても思えない発言だった。
アーニャ
ダミアン
アーニャ
アーニャは逃げようとした。
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
ごもっともである。アーニャはどうしたら良いのだろう。ずっとずっと考えていた
アーニャ。
アーニャ
ダミアン
そう言うダミアンは笑っていたが、とても真剣な表情だった。
アーニャ
そのダミアンの凛とした声に、
真剣な表情に、
アーニャだけを、一点だけを見つめる瞳に、
耐えきれなかった。
アーニャ
アーニャの顔からは涙が溢れた
溢れる涙を堪えながらも、
アーニャは全部全部。言ってしまった。
もう無理なのだ。彼の真剣な表情には、アーニャを真っ直ぐに見る彼には、勝てなかったのだ
ダミアン
ダミアンは黙り込んでしまった。
すこし…。だいぶ悲しそうな顔で。
アーニャ
その頃にはアーニャの顔はぐしゃぐしゃだった
ダミアン
ダミアン
そんなダミアンだって、泣きそうな顔だ。
ダミアン
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
ダミアン
ダミアン
ダミアンが立ち去ろうとした
まって!!!!!!!
ダミアン
アーニャはこれまでに無いほど、大きい声で、まっすぐにダミアンを見つめて、真剣な顔で言った
ダミアンは立ち止まるしかなかった
アーニャ
アーニャ
ダミアン
ダミアン
そんなアーニャの言葉も虚しく。今のダミアンには信じられなかった。
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
でもなぜか、ダミアンは少しチャンスを与えたかった。
今まででたった1人、家ではなく、ちゃんと自分を見てくれた女だ、
手放したいわけがなかった
だが信じられなかった
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
アーニャ
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
アーニャ
アーニャは努力して努力して努力した。
いつも8時半に寝るアーニャが12時まで起きて勉強するほどだ
もちろんロイドとヨルは心配した。だがそんなヨルとロイドを無視して、勉強に取り組んだ。
おかげで目の周りはクマだらけ
周りにも心配された
周りなんてどうでも良いのだ。 今はじなんに。ダミアンに認めてほしいのだ。
そしてテスト返却日
アーニャ
もちろんアーニャはドキドキしていた。
その後ろでダミアンすらもドキドキしていた。
結果は…
83点だった。
アーニャは絶望した。
その様子を見かねてか、ダミアンに頬には冷や汗が垂れていた。
ベッキー
ベッキー
ベッキー
アーニャ
ベッキー
アーニャは黙り込むしかなかった
それほどショックだったのだ
当たり前だろう
ベッキー
ベッキー
ベッキー
ここ採点ミスじゃない?
アーニャ
その言葉はアーニャにとって信じられないほど嬉しい言葉だった。
ベッキー
ベッキー
アーニャ
アーニャ
ベッキー
ベッキー
ベッキー
アーニャ
アーニャ
85!!!!!!!
アーニャ
アーニャ
アーニャはダミアンを呼び出した。
そういう約束だったのだ。
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
アーニャはテスト用紙を裏にして渡した。
その渡し方は自信が無いときだ、
ダミアンは察した。もうダメだと思った
ダミアン
ダミアンは用紙をめくった。
ダミアン
85点だった。
アーニャ
アーニャ
ダミアン
アーニャ
ダミアンは泣き出した
アーニャ
アーニャ
アーニャ
アーニャ
アーニャ
ダミアン
ダミアン
ダミアン
アーニャ
ダミアン
話せるから
アーニャ
さあさあ次回からは8学年
中学2年生と同じですね
一体どんなストーリーなのかっ!
是非お楽しみに!
コメント
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このストーリーだけは見たくってコメントしちゃった( もう、、最高すぎ! 可愛すぎでしょ!! ベッキーの言う通り、早く付き合えよぉぉぉぉぉぉ!!!