ヴィクトリア
ここには、魔物が出るらしい。
実際に、看板がある。
それと、誰のかわからない遺品もある。
そこを私は通る。
ガサガサ。
しげみから音がする。
魔物?
虎の魔物
魔物だ。
美味しいかな?
虎の魔物
魔物は見えない何かでヴィクトリアに触れられないようだ。
何にしようかなー。
ステーキなんてどうかしら?
んー、唐揚げもいいなー。
んー、どうしよう。
あらあら、よだれが。
ヴィクトリア
虎の魔物
ヴィクトリア
ヴィクトリアは手を魔物にかざす。
ヴィクトリア
氷を作り出し、 それを魔物に飛ばす。
すると、魔物はすぐに凍りついた。
時間がたてば食べれるようになる。
何にしようかしら…。
私は人間とバンパイアのハーフ。
血だけではお腹も減る。
魔界からレシピ取り寄せようかしら?
ああ。やっぱりステーキ…。
唐揚げ…。
2つにしましょう。
そうしよう。
………ニヤッ。
ヴィクトリアは凍りついた魔物に手をかざす。
ヴィクトリア
魔物に張り付いていた氷が溶け、肉も焼けた。
ヴィクトリア
みちみち…。
もぐもぐ。
数分後。
口の回りを、魔物の毛皮で拭く。
ヴィクトリア
行きましょうか。
剣士
後ろから声がした。
とても力が入ってる声。
美味しそうな血が回ってそうな声。
ヴィクトリアはそれを抑え、あえて振り向かないで対応することにした。
ヴィクトリア
剣士
剣士
剣士
ヴィクトリアは振り向き、剣士を睨み付ける。
ヴィクトリア
剣士
私の食事を見られた。
生かしておけない。
ヴィクトリア
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリア
剣士
剣士の胸辺りから、青い炎が出る。
ヴィクトリア
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリアは剣士に近づく。
剣士
そして、ポケットに手を突っ込む。
剣士
剣士
ヴィクトリア
やっぱりあった。
ヴィクトリアは剣士のポケットからなにかを取り出す。
ヴィクトリア
それは、あめ玉だった。
剣士
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリア
ヴィクトリア
剣士
ヴィクトリア
剣士
剣士
剣士
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリア
剣士
剣士の胸に黄色の炎が出る。
ヴィクトリア
ヴィクトリア
剣士
剣士は剣を引き抜く。
剣士
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリアは剣士に手をかざし、弓を生成し、それを射つ。
剣士
だが、弓は剣士に弾かれる。
ヴィクトリア
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリア
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリアは剣士に背中を見せる。
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリア
何歩か歩くと、後ろから足音が聞こえはじめた。
そして、剣を首の前にくっつけられた。
剣士
ヴィクトリア
ヴィクトリア
剣士は動かなかった。
しばらくすると、剣を収めてくれた。
剣士
剣士の胸に、手を置く。
剣士
剣士
どさりっ。
ヴィクトリア
ヴィクトリア
……満腹のせいかしら?
私も眠いわね。
すると、何処からか棺が飛んできた。
ヴィクトリアはその中に入り、目を閉じた。
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