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つき
つき
つき
つき
次の日、帰りの会が終わり、あき先生が、さようなら、と頭を下げた。
瞬間に、ぷりが走り寄ってきて、まぜのうでをつかんだ。
ぷり
まぜはカバンを背負いかけたまま、廊下に引っ張られていく。
まぜ
まぜ
ぷり
ぷり
ぷりはさっと、外靴に履き替えると
ぷり
ぷり
と言いながら、身をかがめた。
ぷり
いきなりダッシュで校門を飛び出したぷりを、まぜはあわてて追いかけた。
まぜ
住宅地の方の塀を曲がると、ぷりはもうずいぶん前まで
スキップしたり、ジグザグに走ったりしている。
橋を渡り、国道のわきをずっと走っていくと、流石に息切れしてきた。
ぷりも同じなようで、だんだんと二人の間の距離はちぢまり
ついにまぜが前になった。
ぷりはかまわず、後ろをぶらぶらついてくる。
まぜはふと、人目が気になりだした。
自分たちがこうやって、学校帰りに寄り道しているのを
誰かが見ていないだろうか。
まぜ
急に見覚えのある道に出た。
まぜ
気付いたとたん、足取りが重くなった。
今いる道の先にある、大きなビルの一階に、まぜが以前通っていた柔道場があった。
急いで通り過ぎてしまおうとした時
ぷり
ぷり
そのまま、窓をのぞきこんではなれないので、まぜもしぶしぶ隣にならんだ。
今は幼児クラスの時間で、白い柔道着を着た子どもたちが二人、たたみの真ん中で組み合っている。
指導しているのは、以前まぜを教えてくれた先生だ。
黒帯をきりっとしめた、懐かしい先生は、相変わらず大きな声で指導をしていた。
黒帯をきりっとしめた、懐かしい先生は、相変わらず大きな声で指導をしていた。
まぜ
ぷり
ぷり
ぷりは感心したようにまぜを見た。
まぜ
つき
つき
つき
つき
つき
つき
つき
つき
つき
つき
つき