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「切ないこの気持ちーマンネラインの三角関係ー」
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジミン
はぁ… 憂鬱だなぁ… たまらなく、憂鬱だ。 ジョングクと、テヒョンの二人を見ていると、 何故か、たまらないほどに胸が締め付けられる。 苦しくなる。 息をできないほどに。 凄く、憂鬱だ。 あの二人に対して、このように思うようになったのは、 いつからだっけ? 二人は何も悪くないのに。 自分でも、二人の何に対してムカついているのか、 怒っているのかが分からない。 自分でもわからないから、 余計につらいんだよ。
ジミン
ユンギ
ジミン
ユンギ
(ユンギ視点) 最近、ジミンの様子がおかしい…。 明らかに落ち込んでいるような…何かに腹を立てているような… よく溜息をついているのも気になる。 ジミンが落ち込んでいるような雰囲気を見せる時は、大体、 テヒョンかジョングクにお菓子やアイスを食べられた時か、 ストイックな性格の持ち主のため、 ダンスや発声練習で自分を追い込んでいる時なのだが、 今回のジミンはそれ以上に、落ち込んでいるというか… 明らかに、何かに対して怒っているか、 落ち込んでいるように見える。 さりげなく聞いてみるが、いつも上手にはぐらかされているようで…。
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
二人の会話を聞いていると、 心がたまらなく、締め付けられた。 これ以上、この場には居たくなくて、 ソファーから立ち上がる。
ジミン
ユンギ
ジミン
テヒョン
ジョングク
ジミン
ユンギ
ジョングク
テヒョン
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジミン
ユンギ
ジョングク
ジミン
テヒョン
気まずい…。 どうしようもないほどに、気まずい…。 というか、テヒョンの事を真っすぐに見れない…。 なんとなく、顔を逸らしてしまう。 前までは、こんなにぎこちなくなかったのにな…。 テヒョンの事は、好きなのに、 テヒョンがジョングギと仲良さそうに話しているところを見ると、 苦しくなる。 嫉妬…? でも、なんでだろう? ジョングクとテヒョンに嫉妬している自分がいることに気づき、 嫌になった。 三人で出かける前、シュガヒョンから、 あれだったら、電話しろ。 と言われたけど、あれだったらってどういう意味だろう。 シュガヒョンには、バレている気がする。 自分の今の複雑な心境とか、 テヒョンやジョングクに対して、以前のように 自然にふるまえなくなっていること。 あのヒョンは、全ての事に無関心に見えても、 実は、誰よりも メンバーの事を見ているという事を僕はしっている。 だから最近よく、シュガヒョンは、 大丈夫か?とか定期的に聞いてくれる。 深くまでは問い詰めない所とか、 遠くから見守ってくれてる安心感があって…。 やはり、シュガヒョンには相談した方がいいのだろうか。 僕自身、何にモヤモヤしているのかわからない、 このぶつけようがない気持ちを、シュガヒョンなら、 受け止めてくれるのだろうか?
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
苦しい…。 胸の内側から、何者かが鋭い爪を引っかくように、 苦しい。 自分の感情を押し殺しながら、 二人の後ろから少し距離を取りながら、 歩いた。
ジョングク
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジミン
ふと気づくと、テヒョンが静かにこちらを見ていた。 睨んでいる訳じゃないけど、 何か、視線だけで訴えられているような気がして…。 テヒョンは、僕がテヒョンの事を見つめているのに気づくと、 急に、顔を背ける。
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングクは、嬉しそうにCDの売っている棚の方へ走っていった。 そんなジョングクを見ていたテヒョンは、 ジョングクが棚の向こうへ消えるのを確認してから、ふと振り返る。
ジミン
交差する視線。
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョンは、人通りが少ない、デパート内の トイレの通路の方へ行く。 僕も静かについてゆく。 テヒョンの背中は、何故かこわばっていた。 昔の頼りなく、小さく感じた背中とは違い、今では 大きく、頼もしく感じる。 そんな背中が、時間の経過と共に離れた僕らの心の溝を表しているようで…。
テヒョン
テヒョンは、僕を人通りの少ない場所まで連れてきて、 おもむろに口を開いた。 その口から出てきた言葉に、僕は驚きを隠せなかったのだ。
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
否定できなかった。 違うはずなのに…。 何故か、はっきりと否定することができなかった。 否定しようとしても、うまく言葉が出ない…。 というか、テヒョンの言葉に一瞬、納得しかけた自分が、 醜いもののように思えた。
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
正直言うと、とても動揺している。 汗が止まらない。 小走りで、テヒョンについていく。
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョンをぽこぽこと叩きながらじゃれあっているジョングクと、 笑っているテヒョンの二人を見て、気づいてしまった…。 あ、僕…、 ジョングクが…好きだったのか…と。
ジミン
テヒョン
ジョングク
そうか…。 これが…、いわゆる片思い…ってやつか…。 学生の時、結構頻繁に女の子に告白されていたけど、 あの頃は「付き合う」とか「好き」 って事をよく知らなくて、めんどくさくて 片っ端から断ってきていたけど…。 片思いって、こんな気持ちなのか…。 なんていうか… 凄く切なくて、苦しくて、 胸のここらへんが、ぎゅっと締め付けられる。 でも…。 ジョングクは、メンバーだし、弟のような、 いや、家族のような存在なのに…。 そんな恋愛対象として思ってたなんて知られたら… 軽蔑されるだろうな…。
ジョングク
ジミン
やば…なんか声が裏返っちゃった…。
ジョングク
ジョングクの手の温もりを感じる。 こんな日常的な出来事が、ここまでも切なく感じられるとは…。 その時…。 ジョングクの反対側でジョングクと手を繋いでいたテヒョンと、 思いっきり目が合った。 すると…、テヒョンが…。
テヒョン
ジミン
テヒョンが口パクで、でも僕だけに分かるように 合図をしてきた。 「ジョングガは渡さない…?」 驚いて、テヒョンの方をもう一度見ると、テヒョンは いたずらっ子のようににやっと笑った。 まさか…!? て、テヒョンも…!? そんなことを全く知らないジョングガは、 最近流行りのよく聞く音楽をハミングしている。 これは…、勝ち目のない戦いになりそうだ…。 はぁ…。
ユンギ
ジョングク
ユンギ
ジョングク
ユンギ
ユンギ
(ユンギ目線) あれ…。 何か、行きとは違い、テヒョンとジミナの間に流れる空気が違うように感じる ぎこちなさはないような気がする…。
ユンギ
テヒョン
ジミン
ユンギ
ジミン
シュガヒョン…。 口に出さずとも、分かってくれているような気がする。 なんとなく、テヒョンとの壁というか、溝がなくなった事を。 それでも、まだ、テヒョンとの今の関係は複雑だ…。 周りが思っている以上に、複雑。 親友であり、ライバルであり、家族であり、兄弟であり、友達であり…、 そして…。 恋敵の仲…。 でも、シュガヒョンが一緒に出掛けるように さりげなく言ってくれたから、 テヒョンと前より分かり合えたような気がする。 下から、おいしそうなカレーの匂いが漂ってきて、 その匂いに誘われるように、リビングに向かう。
ジン
ジミン
ジン
ジミン
ユンギ
ジョングク
ジン
ジミン
ジンニョンと、ジョングガの親子のような ほほえましいやり取りに笑っていたら、 向かい側に座っていたテヒョンと目が合う。 すると、テヒョンは、いたずらっぽく にやっと笑って、満面の笑みで親指を立てた。 僕も、それがすごくうれしくて、 満面の笑みを返した。 これが、テヒョンから、ジョングガ争奪戦の宣戦布告だったとしても、 僕は、正々堂々と戦おう。 防弾少年団のジミンとして、正々堂々と、 戦おう。