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今、俺は踏切の中。
線路の上に立ってる。
轢かれる?危ない?
知ってるよ、…w
だからやってるんだし。
もう、疲れちゃったからさw
こんな人生、もう嫌だ。
ず〜っと苦しむだけの人生なら、死んだほうがマシじゃない?
やっッと解放されるんだよっ、!
虐め、友達、人間関係、虐待、過去っ…
全部全部全部全部ッッ、!
なかったことにできる。
よねっッ…?
電車の音が風に乗ってかすかに聞こえてくる。
もうすぐ楽になれる、
そう考えると、この電車を待っている焦れったい時間も少しマシになる。
そうしている間に音はだんだんと近くなる。
電車の音と、…
ん、…?
あれ、っ…て
よく見覚えのある顔、聞き覚えのある声が、…
💜_(夜曇 夕憂)
💜_(夜曇 夕憂)
💜_(夜曇 夕憂)
俺の元へと走ってくる君。
いつもみたいな優しさを残しながら、怒ったように声を上げている。
🤍_(夏乃澤 玲)
🤍_(夏乃澤 玲)
怒んないでよっッ、…?
最期ぐらい、っ…さ、?
🤍_(夏乃澤 玲)
そんな事言うなよって、君は声を荒げる。
ごめんね
🤍_(夏乃澤 玲)
🤍_(夏乃澤 玲)
💜_(夜曇 夕憂)
電車の音は__
もう、すぐそこだった
🤍_(夏乃澤 玲)
さいごのことば。
つたわったかな。
いみ。
💜_(夜曇 夕憂)
ばいばい
_____と、このセカイにむけて。
君とお揃いのキーホルダー、千切れちゃったかな。
💜_(夜曇 夕憂)
情けない声。
周りの音がやけに大きく聞こえる。
💜_(夜曇 夕憂)
大好きだった君の名前を呟く。
そんな君は、…もうぐしゃぐしゃ。
俺は呆然として、君を見つめることしかできない。
やがて、近くにいた音を聞きつけてきた人たちが集まってきた。
あいつは玲がよく言ってたお店の店長。
玲がすっごく懐いてた、…な、
店長さんの声につられ、どんどんガヤが集まり、騒ぎ始めた。
うるさい。
煩い煩い煩いッッ…!
誰かが呼んだであろうものの、サイレンの音が近づいてくる。
俺はっッ…なんの役にも立てなかった。
救急車くらい呼べたのにっッッ…
玲は、救急車に乗り、病院に運ばれた。
俺は付き添いとして。
手術室のランプが緑色に変わった。
💜_(夜曇 夕憂)
💜_(夜曇 夕憂)
正直、…わからない。
でもっッ…、生きていると信じたい
手術室から出てきた医者に告げられたのは__