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ある日…
モブ
中也
ドンっ!と壁ドン
中也
モブ
中也
モブ
中也
モブ
中也
モブ
中也
中也
中也
舌が入ってくる…
中也
モブ
中也
モブ
中也
モブ
ーーその瞬間だった。
バキィッ!!!
壁の横が拳で砕ける。
モブ
中也
ゆっくりと、冷え切った声が落ちてきた。
太宰
ーー怒ってる。じゃなくて、殺す5秒前の太宰だ。
太宰の片目が細まり、笑ってるのに一切感情がない。
太宰
モブ
太宰
中也
太宰
中也
太宰は無視した。
太宰
中也
太宰
太宰、モブの胸ぐら掴んで壁に叩きつける。(壁が悲鳴あげるレベル)
太宰
モブ
太宰
モブ
太宰の笑顔が、氷点下の笑みに変わる。
太宰
モブ
太宰
中也
太宰
中也
太宰が中也の腕を引っ張り、モブから強引に引き離す。
太宰
太宰の手は震えてる。怒りでじゃなく、“中也が他の男とキスした”事実に、嫉妬で震えてる。
太宰
中也
太宰
中也
太宰、ゆっくり中也の顎を持ち上げる。
太宰
中也
中也
太宰
中也
中也
太宰
中也
モブ
モブを見る。
太宰
モブ
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
言葉は普通。声も普通。でも “太宰の目”だけ、ぜんぜん笑ってなかった。
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
中也
太宰
太宰
太宰の声は低くて、静かで、でもいつもの百倍くらい……嫉妬してた。
中也
太宰
太宰
中也
太宰は中也を見つめる。
その目だけが本気で、苦しそうで、
でもどこか甘えてて。
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰、ゆっくり中也の手を掴む。
逃がす気ゼロの強い握り。
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
太宰、中也の頬を優しく包む。
さっきまでの静かな嫉妬とは違う、
もっと深くて、甘い独占。
太宰
太宰
中也
太宰
太宰、中也をそっと引き寄せ──
唇が触れる寸前。
太宰
そして──
ふわり。
中也
太宰のキスは、さっきのモブみたいに乱暴でも、力で塞ぐようでもなくて。
ただ触れた。それだけなのに胸がじんって熱くなる。
太宰
そのくり返しが、優しくて、あったかい。
中也
太宰
太宰
中也
中也
太宰の目がゆるんだ。
太宰
中也
太宰は一度深呼吸して、もう一度、今度はもっとゆっくり──
重ねる。
中也
太宰
中也
中也、掴まれていた手が力なく太宰の服を握る。
太宰は気づいて、そっと中也の腰へ手を回す。
引き寄せるんじゃない。
“触れてもいい?”って聞くように置くだけ。
中也
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
太宰、最後にひとつ──
ちいさな、でも愛のあるキスを落とす。
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
中也
太宰
太宰の顔が、一瞬で笑顔ゼロになる。優しい太宰はどこにもいない。完全に“感情が落ちる音”がした。
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰はふぅ、と息をつく。それは怒りを収める息じゃなくて──
“我慢してる時の呼吸”。
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰