あの時の美味しさを忘れられない。
日向
その時の話を説明しよう
俺が殺しちゃったのは影山飛雄
影山
おい、しっかりしろよ!日向ボケェ!
日向
…わかってるよ
こいつの何気ない一言に俺は傷ついていた
その怒りがいつしか頂点に行って居たらしく。
影山
おい、日向!
日向
なんだようっせーな!!
ドンッ!
影山
は?
ゴロゴロゴロ
日向
あ…
影山は落ちた。血を流していた。
その時「どうしよう」と思いと共に
美味しそうという感情も今思えば混ざっていたのかもしれない。
日向
とりあえず…家に…
その時俺は一人暮らしだった。
日向
影山…すまん。。
ダンッ包丁を振り落とした
パシャッ
血が顔に着く。
日向
汚い…
影山…ほんとに悪いと思ってるよ。
日向
クチャ…クチャ…
えげつない音と共に俺は一言
日向
美味しい。
日向
また食べたいな。
と思いつつ5年が過ぎた。
はい、区切りますぅ。