「殺…し屋」
🐰「そ、殺し屋(笑)」
そんなギクシャクとした会話をしていたら、車が2台来た。
1台はホソガの方に停めて、もう1台は、私の目の前に停まった。
すると運転手さんが慌ててドアを開けて、
🧓「遅れて申し訳ありません」
そう言ってきた。
🐰「だいじょーぶ、でも次からは気をつけてね?」
🧓「はい、大変申し訳ありませんでした」
“次からは”、もしこの人が次このような失敗をしてしまったら…考えるだけで寒気がした。
🐰「はいっ、乗って?」
車のドアを開けて、私を優先してくれた。
「すみません💦ありがとうございます。」
🐰「レディーファーストは当たり前だからね~」
乗りながらそう言った彼は、ほんの少しだけ素敵に見えた。
🐰「家まで!」
タクシーの様に扱うこの車。多分この人の車だろう。
🧓「かしこまりました。」
車に揺られながら、さっきの彼の笑顔を思い出した
なにか懐かしくなった。誰なんだろう。何なんだろう。この人達は。
そう思っていると、古い屋敷の前ら辺に車がついた。
まるでお化けが出るぐらい古い屋敷。
外へ出ると、後ろにも車が停まっていて、ホソガの腕を片腕ずつ組む男の人がいた。
ホソガは、自分の親指の爪を噛んで、
『○○…○○…○○…』
呪文のように呟いていた。
私はホソガの顔を見て、すぐにホソガの方へ走り出した。
「ホソガッ!!」
するとまたさっきみたいに、腕で止められた。
🐰「おっ…とっ…まだヒョンは興奮状態だから、危ないよ。」
「でもっ…!……………すみません、」
🐰「とりあえず家入ろ、」
すると、私達が屋敷に入る前に、ホソガの腕を掴んでる人達が先に入った。
一瞬しか顔は見えなかったけど、やっぱり懐かしいような気がする。
謎でしかない。この気持ちも、この人達の存在も。
_屋敷内_
お屋敷に入ると、以外なものが迎えてくれた。
それは___
一輪の花。
周りを見渡せば、壁が本棚のようになっていて、難しそうな本がずっしりと入っていた。
そして端っこのテーブルには、方位磁針、昔の地図、地球儀など、難しそうな物がいっぱい散らかっっていた。
そんな部屋の中で一番でかいテーブルに乗せられた花瓶の中に咲く、一輪の花。
この屋敷には、あまり似合わない花の数だ。
私の仕事は花関係の仕事の為、花には詳しいと思っている。
この花は…シレネだ。
シレネの花言葉は…確か__
🐰「?○○さん?」
「!!はっ、はい!」
🐰「僕少しホソギヒョンの様子見るんで二人から説明聞いておいてください!」
「ぁ、はい…」
花の前でずっと考え事をしていたせいで他の2人は先に椅子に座っていたようだ
……??なんで私の名前を知ってるんだ?しかも説明って?ホソガはどこ?
考えながら椅子に座ると、口を開いたのは、さっきホソガの左腕を掴んでた色白の男の人だった。
🐭「で…なんでホソガからあんたが逃げてたの?」
「ぇ、え?」
🐯「ちょ、ヒョン、それだけじゃわかりませんよ、」
🐭「あ?」
🐯「さっき初めて会った人と急に屋敷の中入ってびっくりしますよね、」
🐯「すみません、あの、僕達、」
🐯「ヒョンの幼馴染なんです。」
皆様こんちわえむです❗
今回は少し短かったですね💦すみません^^;
でもあのてて君の言葉で終わりたかったんです…w
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それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。
コメント
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いいねっ(
主さん超最高!