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拝啓、愛しき元奴隷様/桃青、黄赤

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拝啓、愛しき元奴隷様/桃青、黄赤

20 - 第7話 無慈悲と譲れぬ贈り物

♥

163

2024年11月15日

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怜海の部屋

怜海

それじゃ、俺は仕事に行ってくる

コロン

うん、行ってらっしゃい

怜海

面倒はメイドの方に頼んであるから安心してくれ

コロン

えぇ、、、やっと1人でお留守番出来ると思ったのに、、、

怜海

父さんの件があるからな。

コロン

ジェルさんは?

怜海

今日は1部の村の損壊直すボランティアに参加してるんだ。

コロン

琉斗さんは!?リイヌくんは!?

怜海

2人とも今日は大図書館で働いてる。

コロン

うぅ、、、

怜海

ほら、分かったら大人しく面倒見られとけ

コロン

はぁい、、、

怜海

それじゃ、いい子にしてるんだぞ

コロン

分かってるよぉ、、、

メイド

失礼します

コロン

はーい

コロン

って、、、メイドさんって貴方だったんですね、、、

コロン

初対面の方じゃなくて安心です!

メイド

、、、

コロン

コロン

メイドさん、、、?

メイド

あーなに?なんか言った?

コロン

、、、へ、、、?

メイド

ってか気安く話しかけないでよね

コロン

え、、、?

メイド

悪魔のくせに、、、気持ち悪い

コロン

え、、、え、、、?

コロン

ぼ、僕の味方って、、、

メイド

嘘に決まってんだろばーかw

コロン

ぇ、、、

メイド

私はね、怜海様に気に入られてんの。

メイド

だからここも任されたの。

メイド

怜海様から認められたんだから、もうアンタ優しくする理由は無いわけw

メイド

わかる?

コロン

わ、わかんない、、、よ、、、

コロン

な、なんで、、、そんな、、、

メイド

つーかさぁ、、、ちょーし乗りすぎなんだよアンタ

メイド

きめぇw

メイド

ふつーに悪魔が怜海様と話すなって話ww

コロン

、、、

メイド

身分を弁えろよなwww

コロン

で、でも、、、

メイド

でもじゃねぇよこの悪魔

コロン

、、、ッ

メイド

奴隷制度がなくなったって、私の中でアンタは奴隷だから。

メイド

無宗教になったって、私の中でアンタは悪魔だから。

メイド

調子乗んなよ

コロン

、、、ご、ごめんなさい、、、

メイド

部屋の隅、早く

メイド

目障りだから。

コロン

、、、わかり、、、ました、、、

メイド

かしこまりました、、、な?

コロン

か、かしこまりました、、、

コロン

、、、

メイド

あ〜、、、怜海様のお部屋ちょーいい匂いなんだけどぉ、、、

メイド

えへへ、、、♡

メイド

何か一つくらい持ってっちゃおうかなぁ、、、♡

メイド

えへへ、、、このペンとかいいかなぁ、、、♡

コロン

、、、ペン、、、?

コロン

、、、あ、、、そ、それは、、、

メイド

何?なにか文句でもあるの?

コロン

それはやだ、、、!ダメ、、、!!

メイド

はぁ!?何ちょっと触らないで!!

コロン

持ってっちゃやだ!!離して、、、!!

メイド

なにッ気持ち悪い、、、ッ!!

メイド

触んな!!

コロン

あぁ、、、ッ!

メイド

なに急に、、、ほんっと気持ち悪い、、、

メイド

このペンがなんだってのよ、、、

メイド

はぁ、、、ほんと気持ち悪い、、、

メイド

まぁいいや、これ貰っちゃお♡

コロン

やだ、、、お願いします、、、

メイド

まだなんか言ってる、、、w

メイド

きもw

コロン

、、、大事なやつなの、、、お願いします、、、

メイド

はぁ?どこが?

メイド

こんな安っぽそうなペン1本くらい良いでしょ?

コロン

、、、ッ!

メイド

えへへ、、、♡怜海様が使ったペン、、、♡

メイド

えへへぇ、、、♡

ジェル

ただいま戻りました〜

ジェル

って、コロン様!?大丈夫ですか!?

コロン

、、、

ジェル

、、、何があったんですか?

メイド

、、、

メイド

実は、、、コロン様が転んでしまって、、、

ジェル

手当はしたんですか?

メイド

したかったんですが、、、触るなって怒られてしまって、、、

ジェル

、、、

ジェル

、、、コロン様、立てますか?

コロン

、、、触らないで

ジェル

こ、コロン様、、、

コロン

、、、

メイド

、、、ほらぁこう言って聞かないんですぅ、、、

ジェル

、、、左様ですか、、、

ジェル

コロン様、先程は失礼しました

ジェル

暫くしたら、お昼休憩に怜海様が戻ってきますので、それまでお待ちください

コロン

、、、

ジェル

、、、私が面倒を見ますので、貴方は戻っていただいて構いません

ジェル

ありがとうございました。

メイド

、、、かしこまりました

コロン

、、、

ジェル

コロン様、、、大丈夫ですか、、、?

コロン

、、、

ジェル

何かされましたか、、、?

コロン

、、、あの子ね、怜海くんが好きなんだって

コロン

だから、怜海くんの私物が欲しくなっちゃったんだって

コロン

でね、ぼ、僕が、、、

コロン

、、、怜海くんのペン、、、あげちゃった

ジェル

、、、

コロン

別にいいよね!

コロン

怜海くんなら分かってくれるだろうしさ、、、

コロン

あのペンは、、、別にいらなかったと思うし、、、

ジェル

あのペン、、、?

コロン

えへへ、、、怒られるかな、、、

ジェル

ま、まぁ、、、注意くらいはされると思います、、、

ジェル

ですが、、、コロン様ですし、、、そんなに強くは言われないかと

コロン

だといいなぁ、、、へへへ、、、

ジェル

コロン様、、、やっぱり何か、、、

怜海

あれ、、、ジェル帰ってたのか

ジェル

つい先程、、、

怜海

そうか、、、コロン、いい子にしてたか?

コロン

、、、うん

怜海

、、、偉い偉い

コロン

へへ、、、

怜海

そうだそうだ、、、ちょっと書かなきゃいけないものがあるんだった

コロン

、、、ッ

怜海

あれ、、、ジェル、ここにあったペン知らないか?

ジェル

、、、さぁ?存じ上げませんね

怜海

おかしいな、、、コロン、ペン知らないか?

コロン

、、、お、怒らないで聞いてね、、、?

怜海

怜海

あげ、、、た、、、?

コロン

、、、うん

コロン

だってね、その子怜海くんのことが好きだって言ってたから、、、ッ

怜海

ざっけんなよ、、、ッ!!

コロン

、、、ご、ごめんなさい、、、

怜海

っつーかよぉ、、、俺ら付き合ってんじゃねぇよのかよ、、、!!

怜海

なんで、そいつを応援するようなことするんだよ!!

コロン

、、、へへ、、、ほんとだよね、、、へへ、、、

怜海

、、、なんだよ、、、それ、、、

ジェル

怜海様、コロン様にもコロン様の考えがあります

ジェル

暑くなるお気持ちは分かりますが、1度冷静になってください

怜海

、、、悪い

コロン

、、、

怜海

、、、少し、頭冷やしてくる

ジェル

かしこまりました。行ってらっしゃいませ。

怜海

、、、

ジェル

、、、コロン様、やはり何かあったんですよね?

コロン

、、、んーん、何にもない

コロン

ほんとだよ。僕嘘つかないもん。

ジェル

、、、

ジェル

失礼ですが、、、今の貴方は信用なりません

ジェル

何かあったんですよね、、、私にだけでも申してください、、、!

コロン

、、、ジェルさん、怜海くんにも言うから言わない

ジェル

、、、そう言うということは、、、やはり何かあったんですね

コロン

、、、

ジェル

、、、わかりました、彼女に直接聞いてきます

コロン

待って、、、!やだ行かないで、、、ッ!!

ジェル

こ、コロン様、、、?

コロン

ぁ、、、ご、ごめんなさい、、、

コロン

い、行ってらっしゃい、、、

ジェル

、、、失礼します

コロン

、、、

怜海

コロン、、いきなり怒鳴って悪かった、、、

怜海

少し頭冷やしてきた、、、悪かった、、、

コロン

、、、んーん、、、良いんだ

コロン

怜海くん悪くないから

怜海

一応、、、もう一度聞いていいか、、、?

怜海

なんであげたんだ?

コロン

、、、好きって言ってたから

怜海

、、、そうか

怜海

、、、お前は、、、

怜海

自分の彼氏を好きな人が居たら、、、ソイツを応援するんだな

コロン

、、、

コロン

、、、そっちの方が、、、平和だもん

怜海

、、、ッ!

怜海

、、、悪い、これ以上はやっぱり冷静でいられる自信が無い

怜海

少し早いが仕事に戻る。

怜海

じゃあな

コロン

、、、行ってらっしゃい

コロン

、、、1人に、、、なっちゃった、、、

コロン

、、、へへ、、、別にいいよね

コロン

なんか、、、昔を思い出しちゃった、、、

コロン

、、、少し寝よ

コロン

忘れられるかもだし、、、

早くしろ!この能無しが!!

ほんっと気持ち悪い、、、 あなた、なんでこんなの買ってきたのよ

もう少し役に立つと思ったんだけど、、、返金してもらおうか

それがいいわ、、、

ったく、、、w テメェはこれくらいしか役に立てねぇんだからよw

ひぃ、、、!!悪魔よ、、、!!

こっちに来るな!! 化け物め、、、!!

コロン

っはぁ、、、ッ!!

琉斗

ビックリした、、、大丈夫ですか、、、?

リイヌ

汗だくじゃん、、、!!

リイヌ

拭いてあげる〜!

コロン

い、いい、、、触らないで、、、

リイヌ

え、、、

コロン

あれ、、、さ、怜海くんは、、、?

琉斗

調べ物があるって城内の図書館にいますよ

コロン

そ、そう、、、

リイヌ

なんか随分と不機嫌だったけど、、、何かあったの?

コロン

、、、

コロン

、、、僕が悪いんだ

コロン

だからしょーがないの

リイヌ

あ〜?なんだよそれ

琉斗

、、、

琉斗

、、、すみません少し御手洗に行ってきますね

リイヌ

はーい、、、

コロン

、、、

リイヌ

なーなー言ってよ〜、、、俺らの仲じゃん!

コロン

、、、

コロン

、、、怜海くんに、、、嫌われちゃった、、、

リイヌ

何があったんだよ、、、

コロン

あのね、、、

リイヌ

うげえええ!?そんな奴まだ居たの!?

リイヌ

誰!?教えて!!

リイヌ

俺がボッコボコに、、、!!

コロン

いいの、、、

リイヌ

あー?何がだよ

コロン

、、、だって、、、やっぱ釣り合わないよ

リイヌ

、、、え?

コロン

あの人の言う通り、、、

コロン

僕、、、もっと弁えるべきだよ、、、

コロン

こんな、、、傷跡だらけで頭悪い僕なんか、、、

リイヌ

、、、コロン

リイヌ

、、、でもさ、、、?

コロン

、、、?

リイヌ

それって、、、怜海の12年間を踏みにじってね?

コロン

ぇ、、、?

リイヌ

だってさー?お前とまた仲良くするために12年を費やしたんでしょ?

リイヌ

なのにさー?釣り合わないつって、その努力を台無しにしてるわけさ

コロン

そ、そんなつもりじゃ、、、!

リイヌ

なくても!台無しになってるの!

リイヌ

俺もコロンも、幸せになっていいと思うんだよ

リイヌ

釣り合ってるとか気にしないでさ

リイヌ

向こうが12年間思い続けてくれたんだから、俺らは50年思ってやんねぇーと!

リイヌ

それこそ釣り合わねぇよ!

コロン

、、、

リイヌ

まぁ、気持ちはわからなく無いけどさ、、、

リイヌ

だってどー考えても、俺よりいい人なんて溢れてるし!

リイヌ

でも、向こうが俺がいいって言ってくれたんだったら、全力で応えたい!

リイヌ

じゃないと失礼だろ!

コロン

失礼、、、そっか、、、

コロン

そうだよね、、、失礼だよね、、、

コロン

僕、ちゃんと怜海くんに説明するよ、、、!

リイヌ

よし、偉い!

リイヌ

俺も付いてくよ!

リイヌ

で、図書館ってどこ!!!

コロン

わかんない!!!

琉斗

アースッキリシタナー!

琉斗

あれぇ!?図書館に行きたそうな人が2人もいるー!!

琉斗

コレ八アンナイシテアゲナイトナー!!

リイヌ

ご主人様!

コロン

琉斗さん、、、ありがとうございます

城内の図書館

コロン

さ、怜海くん、、、

怜海

、、、

怜海

、、、なんだ

コロン

あ、あの、、、

コロン

嘘ついて、、、ごめんなさい、、、!

怜海

、、、嘘、、、?

怜海

なんの事だ?

コロン

あ、あのね、、、実は、、、

コロン

僕があげたって言うの、、、あれ嘘でね、、、その、、、

コロン

と、取られちゃったの、、、

怜海

、、、は?

コロン

え、えっと、、、止めたんだけど、、、聞いてくれなくて、、、それで、、、

コロン

や、安っぽいやつだからいいだろって、、、

怜海

、、、

リイヌ

、、、もー!それだけじゃないでしょ!

コロン

り、リイヌくん、、、!いいの!これだけで、、、!!

リイヌ

良くない!

怜海

、、、リイヌ話してくれ

リイヌ

言われなくても!

リイヌ

いーい!?そのメイドの女が、コロンのこと悪魔だとか奴隷だとか気持ち悪いとか

リイヌ

とにかく酷いことたっくさん言ったんだよ!

リイヌ

しかも、コロちゃんがペンを取り返そうとしたら、そいつ何したと思う!?

リイヌ

押し飛ばしたんだよ!!

リイヌ

それでコロちゃん怪我したんだから、、、!!

怜海

、、、

コロン

言わないでってば、、、

怜海

、、、コロン、今のは本当か?

コロン

、、、本当、、、だけど、、、べ、別に大丈夫!

コロン

散々言われたし、、、もう慣れっこだよ!

コロン

へへへ、、、

怜海

、、、はぁ、、、

コロン

、、、ッ

怜海

、、、わかった、俺が直接話してくる。

怜海

お前らは俺の部屋で待機してろ。

コロン

ぼ、僕も、、、

怜海

来るなと言ってるんだ。

怜海

分からないのか

コロン

ご、ごめんなさい、、、

リイヌ

、、、コロちゃん気にしちゃダメ!今アイツちょっとキレやすいだけだから

コロン

、、、そんなことないよ、、、きっと僕が悪いよ

使用人の部屋

怜海

邪魔するぞ

メイド

へぁ!?

ジェル

怜海様、、、何か御用ですか?

怜海

、、、なんだ、お前もここに居たのか

ジェル

えぇ、少々この方とお話がありまして

怜海

奇遇だな。俺もだ。

メイド

話って、、、さ、怜海様から、、、!?

メイド

ふぇ、、、///

怜海

まず初めに、俺のペンを返せ。

メイド

ぇ、、、い、いつ気付いて、、、

怜海

戻ってからすぐだ。

メイド

、、、チッ

怜海

それとお前、このペンを安物だなんだ言ったそうじゃないか

メイド

そんなこと言ってません!

メイド

っていうか、そのペンはコロン様から頂きました!

メイド

特別に何か一ついいよって、、、!

怜海

だとしてもこのペンは譲らん。

メイド

な、なんで言い切るんですか、、、!

メイド

それに、、、そんなペン、いくらでも買えるじゃないですか、、、

怜海

あ?

怜海

このペンはな、、、ただのペンじゃねぇんだよ、、、

怜海

コロンからのプレゼントなんだよ、、、!!

ジェル

、、、

怜海

どんなに安物でも、俺にとっちゃ宝物なんだよ!!

怜海

いいよ欲しけりゃなんでもいくらでもくれてやる

怜海

私物?私服?下着?なんでも好きに持ってけよ。

怜海

髪の毛?体液?んな汚ねぇもんで良けりゃくれてやるわ。

怜海

ただ、人様が善意でくれたもんを奪うんじゃねぇよ!!

メイド

、、、ごめんなさい

メイド

、、、でも、か、髪の毛とかならいいって、、、ほ、本当ですか、、、?

怜海

二度とコロンと俺に近付かないならな。

メイド

ぇ、、、そ、そんな、、、

メイド

嫌です、、、!

怜海

嫌じゃねぇよ。本来クビだぞお前

メイド

ぇ、、、

怜海

お前みたいな奴、世に放つ方が危険だからな

怜海

俺の髪ごときで収まるならいくらでもくれてやるわ。

メイド

ほ、ほんとですか、、、!?

怜海

ほんとだ。だから二度と近付くな。

メイド

、、、わ、分かりました、、、

怜海

、、、じゃ、俺の要件は終わりだ。

怜海

早くペンを渡せ。

メイド

は、はい、、、

怜海

、、、邪魔して悪かった。

ジェル

、、、いえ、私もコロン様について聞いていましたので、、、

ジェル

ま、知らないの一点張りでしたが、、、

ジェル

、、、聞きたいことは全て聞けました

ジェル

クビにならないことをありがたく思うんですね。

ジェル

今後、怜海様に関するお仕事は全て無しと致します。

ジェル

接触も禁止。

ジェル

それと、付き添いのメイドを付けます。

ジェル

しっかり監視されておくように。

メイド

、、、はい

怜海の部屋

リイヌ

あ!戻ってきた!

琉斗

どうでしたか〜?

コロン

、、、

怜海

、、、別に、、、

リイヌ

クビにした?

怜海

してない

リイヌ

なんでだよバカ野郎

怜海

あんな奴、世に放つ方が危険だ。

怜海

むしろ狙いが俺でよかった。

怜海

市民の間で問題になるよりずっといい。

怜海

とりあえず、俺の髪の毛で収まるようだったから、それで、、、

琉斗

髪の毛って、、、やばいですねその人、、、

コロン

、、、

コロン

、、、なんで、、、

怜海

、、、

リイヌ

こ、コロちゃん、、、?

コロン

なんで、、、怜海くんは、、、

コロン

ぼ、僕と、、、恋人なのに、、、

コロン

自分の髪とか、、、身体の一部を、、、

コロン

他人にあげるの良くて、、、僕は、、、怒られなくちゃ、、、いけないの、、、

怜海

それは、、、その、、、悪かった、、、

怜海

つい熱くなって、、、それで、、、

怜海

、、、その、、、とにかく悪かった、、、

コロン

僕だって、、、僕の考えがあったんだもん、、、

怜海

、、、改めて、、、ちゃんと聞かせてくれないか、、、?その考え、、、

コロン

、、、メイドさんとの方が、、、怜海くんは、、、幸せなんじゃないかって、、、思って、、、

コロン

僕、、、気持ち悪いから、、、

コロン

それに、、、僕男の子だから、、、女の子の方が幸せかなって、、、思って、、、

コロン

僕は、、、怜海くんに幸せになって欲しくて、、、

コロン

それで、、、

怜海

、、、分かった、、、ありがとう

怜海

コロン、俺の考えも聞いてくれるか?

コロン

、、、

怜海

コロンの幸せが、俺の幸せだよ。

怜海

コロンが幸せなら、俺は幸せなの。

怜海

そのために12年頑張ったんだからな。

怜海

だから、俺のこと気にせず幸せになって欲しいんだよ。

怜海

俺は、コロンが毎日笑顔でそばに居てくれればそれで幸せなんだからさ。

怜海

俺の幸せを思うなら、俺の幸せを願わないで欲しい。

怜海

だって、毎日お前と笑い合えるだけで俺は充分幸せなんだから。

怜海

怒鳴って悪かった。大人気なかったな。許して欲しい。

コロン

、、、もう怒んない、、、?

怜海

あぁ、もう怒らない。

コロン

ほんと、、、?

怜海

ほんと。

コロン

、、、僕も、、、勝手なことして、、、ごめんなさい、、、

コロン

そんなに、、、大事にしてると思ってなくて、、、

怜海

何言ってるんだ、、、コロンからのプレゼントならなんだって嬉しいし、なんだって大切にする。

コロン

で、でもあれ、、、僕のお金で買ったわけじゃないし、、、

怜海

実質お前の金だ

コロン

そんなことないよ、、、

怜海

はい、その顔禁止

コロン

へ、、、

怜海

俺の事幸せにしたいなら、悲観的な考えは相当な時じゃないと許可しません

怜海

どんなものでも気持ちが籠ってるなら胸を張って贈って欲しい

怜海

大切にしてる俺が馬鹿みたいになっちゃうだろ?

コロン

、、、わかった、、、

コロン

でも、今度はちゃんともっと、、、いいのを贈るから、、、

怜海

値段とか関係ないよ

怜海

コロンがあげたいものをちょーだい

コロン

、、、わかった、、、へへ、、、

琉斗

僕たち忘れられてますよね

ジェル

ですねぇ、、、

琉斗

そっと帰りますか、、、

リイヌ

さんせー、、、

拝啓、愛しき元奴隷様/桃青、黄赤

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163

コメント

6

ユーザー

途中青くんのアイコンの表情変わってるの細かい!

ユーザー

この物語の琉斗くんめっちゃ好きです…!

ユーザー
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