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7 - Love you so bad

♥

1,016

2020年11月30日

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愛は不公平だ。

僕が君を沢山愛しても、君は愛してくれる事は無い

僕が君をどれだけ想っても、君が僕を想う事は無い

僕が君にどれだけ愛を伝えても、君から返してくれる事は無い

そんなの、不公平じゃないか

僕は公平な愛を望んでいるのに

君はそうじゃないみたいだね。

それなら、こうするしかない

君を僕のものにする。

君が嫌でも、僕がやりたいからやるんだ

言う事を聞かない君が悪いんだよ

テヒョン『ジョングギ』

ジョングク『何ですか』

テヒョン『まだ怒ってるの?ㅋㅋ』

ジョングク『早く解放して下さい…!!』

テヒョン『えぇ~』

テヒョン『ジョングギはまだ僕のものじゃないでしょ??』

テヒョン『だからだめ』

ジョングク『ふざけないで下さい』

ジョングク『僕にはジンヒョンがいるんです』

テヒョン『うるさいなぁ』

テヒョン『耳障りだから其奴の名前出さないで』

ジョングク『恋人の名前出して何が悪いんですか』

テヒョン『……………』

彼の髪の毛を掴み、上を向かせる。

ジョングク『い"ッ…!』

テヒョン『分からないなら教えてあげる』

テヒョン『誰だって"元恋人"の名前出されたら嫌でしょ?』

テヒョン『それと一緒だよ』

ジョングク『元、恋人じゃない!!!!』

テヒョン『あのさぁ…』

テヒョン『痛い目遭わないと分かんないかな?ㅋㅋ』

ジョングク『~ッ…』

ジョングク『貴方が僕をどうしようと、絶対に貴方を好きにならない…!!』

テヒョン『へぇ…』

テヒョン『精々頑張ってね♡』

挨拶代わりに深めのキスをして

ジョングギのいる部屋を出て行った。

テヒョン『ジョングギ~、ご飯だよ』

ジョングク『……………』

テヒョン『どうしたの?お腹空いてないの??』

ジョングク『要りません』

テヒョン『どうして?』

ジョングク『ジンヒョンが作ったご飯以外食べたくありません』

テヒョン『……………』

テヒョン『じゃあ僕が食べさせてあげる!!』

ジョングク『え』

ジョングギの顎を掴んで、口を開けさせる。

テヒョン『あーんしといてねぇ~』

お粥をスプーンで掬い、彼の口に入れる。

ジョングク『んんんッ…!!』

テヒョン『ㅎㅎ…美味しいでしょ?』

ジョングク『んぐッ…』

精一杯首を横に振ってるけど、本当は美味しいんだろ?ㅎㅎ

ジョングギはツンデレだからなぁ…

テヒョン『はい、あーん』

ジョングク『や、めてッ、!!』

テヒョン『いてッ』

ジョングギに突き飛ばされ、尻もちをつく。

テヒョン『いたた…何するんだよ』

ジョングク『こんなの、食べたくない!!!』

ジョングク『いい加減監禁染みた事は辞めてください!!』

テヒョン『あーあ、お粥溢れちゃった』

テヒョン『せっかく作ったのに何で食べてくれないの??』

ジョングク『だから、言ってるじゃないですか』

ジョングク『ジンヒョンが作ったご飯以外食べたくないです』

テヒョン『………そう』

力任せにジョングギを押し倒し、首に手を当てた。

テヒョン『こうでもしない限り落ち着かない?』

テヒョン『僕はいつでもジョングギを殺せるんだよ??』

テヒョン『むしろ殺して僕のものにした方が早いって事分かってる?ㅋㅋ』

ジョングク『ッ、やめ、』

テヒョン『死体を抱く趣味ないから生かしてあげてるだけ』

テヒョン『僕がジョングギに飽きたらすぐ殺しちゃう事、分かっててね』

脅し程度に軽く首を絞める。

ジョングク『ん、ゔッ…』

テヒョン『どう?苦しい??』

ジョングク『はッ…ぐッ…』

必死で息を吸おうとしている姿に、何だか興奮してきて

ほんの少しだけ力を緩め、キスをした。

ジョングク『~ッ…う、ぐッ…』

テヒョン『ふはッ、可愛すぎ』

首に紅い印を付けて、ご飯時間を終えた。

プルルルル…

テヒョン『はーい』

ソクジン『あッ、テヒョンさんですか?』

テヒョン『はい、テヒョンです』

ソクジン『ジョングギの居場所が分かったって本当ですか!!』

テヒョン『本当です』

ソクジン『ありがとうございます…!!』

ソクジン『では、今から向かいますね!!』

テヒョン『はい、お待ちしています』

電話を切り、上がった口角を必死に戻す。

いよいよだ。

いよいよ、ジョングギは僕のものになる。

ジョングギ喜んでくれるかな

一瞬でも元恋人と居て、幸せを感じるようなら

僕がしっかりと躾をしてあげないとね。

ソクジン『お邪魔します』

テヒョン『どうぞどうぞ』

ソクジン『…それで、ジョングギはどこに?』

テヒョン『着いてきて下さい』

元恋人と一緒に地下室への階段を降り、ジョングギの居る部屋の扉を開ける。

テヒョン『ジョングギ、お客さんだよ』

ジョングク『……え』

ソクジン『ジョングギ!!!!!!』

ジョングギの所に飛び込んで行こうとするもんだから、急いで服を掴んだ。

ソクジン『え、え??』

テヒョン『僕のジョングギに近付かないで下さい』

ジョングク『ッ、ジンヒョンッ』

ソクジン『何するんだよ、離せ!!』

ジョングク『ジンヒョンを離して』

テヒョン『……はぁ、会うだけじゃ満足出来ない??』

テヒョン『別に会わせる事が目的じゃないんだけど』

ソクジン『え』

そのまま、元恋人に抱き着く。

もちろん、右手に包丁を持ちながら。

ソクジン『ッ……』

ジョングク『ジンヒョン!!!!!!』

テヒョン『うげ、汚れちゃった』

必死に元恋人の名前を叫ぶジョングギと共に彼を眺めた。

数分もしない内に、元恋人は動かなくなった。

テヒョン『死んじゃったかな~??』

ジョングク『あ、あッ…』

心臓に手を当てても、脈動は返ってこなかった。

テヒョン『うん、死んだみたいだね!!』

ジョングク『何するんですか!!!!!!!!』

ジョングギは、今までに無い程怒っていた。

怒る姿も可愛いなんて、流石僕のジョングギ♡

テヒョン『じゃあ質問するけど』

テヒョン『目の前に邪魔な虫がいたら潰すでしょ??』

テヒョン『それと一緒』

ジョングク『~ッ…!!』

テヒョン『邪魔な虫も居なくなった事だし』

テヒョン『やっと僕だけを見てくれるよね?』

ジョングク『……絶対に』

ジョングク『絶対に許さない』

テヒョン『ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』

テヒョン『今のジョングギに何が出来るの?ㅋㅋ』

テヒョン『手を拘束されてまともに動けないのに』

テヒョン『何優位に立ったかのような事言ってんの??』

テヒョン『僕、言ったよね?』

テヒョン『いつでもジョングギを殺せるんだって』

テヒョン『もう忘れちゃった?ㅋㅋ』

ジョングク『ッ、お前なんかッ…』

ジョングク『お前なんか、死ねばいいんだ!!!!』

死ねばいい、ねぇ…

テヒョン『なら殺してみろよ』

テヒョン『元恋人を殺されて嫌なんだろ?』

テヒョン『僕が嫌なら殺せばいい』

両手を上げて、ジョングギに笑って見せた。

ジョングギが僕に触れられるはずも無く

ただただ、僕を睨むだけだった。

テヒョン『ジョングギは僕に手出し出来ない』

テヒョン『僕がジョングギを支配してるんだよ』

涙に濡れたジョングギの頬にキスをし、ご飯の準備をした。

あれから、ジョングギには厳しく躾をした。

最初こそ抵抗していたジョングギだけど

僕のものにする為に、何度も愛を与えたり虐めたりする内に

何も抵抗しなくなった。

むしろ、ジョングギから求めるようになっていった。

反抗的なジョングギも可愛かったけど

やっぱり僕に従順なジョングギが好きだなぁ…ㅎㅎ

テヒョン『おはよ、ジョングギ』

ジョングク『テヒョンイヒョン!!!』

テヒョン『ㅎㅎ今日も可愛いね』

ジョングク『そうですか?』

テヒョン『うん、1番可愛い』

ジョングギの頭を撫でてやると、さぞかし嬉しそうな顔をした。

あぁ、なんて可愛いんだろう。

テヒョン『やっと僕のものになったね』

テヒョン『愛してるよ、ジョングギ』

愛しい彼にそっとキスをし

僕の重い愛をジョングギに捧げた。

Fin .

この作品はいかがでしたか?

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コメント

29

ユーザー

グテ、、、、、いやすき🤦🏻‍♀️

ユーザー

ごちです🥺💖

ユーザー

めっちゃ好きです💖😳これからも投稿頑張ってください😊

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