どんよりとした分厚い雲を 校舎の中から眺める。
今日は一日曇りの予報で、
心も晴れないまま 登校していた。
木兎光太郎
浅見円日
無事に赤点を逃れて 部活も再開した木兎が
後ろから飛んでくる。
私の登校する時間と 木兎が朝練を終えて来る時間は
いつも同じくらいだ。
今日も今日とて 一緒に教室に入る。
その当たり前を 突っ込まれる日がくるとは
思ってもいなかった。
男子生徒
男子生徒
男子生徒
クラスの男子に そうからかわれた。
浅見円日
男子生徒
男子生徒
男子生徒
男子生徒
女子生徒
女子生徒
女子生徒
浅見円日
“付き合ってる”という言葉に 内心ドキッとしつつも、
その気がないであろう 木兎のためにも否定した。
浅見円日
浅見円日
木兎光太郎
浅見円日
隣を見上げると 木兎の顔は真っ赤。
汗もダラダラ。
浅見円日
こっちまで恥ずかしくなる。
浅見円日
何ともないように 木兎を引っ張ったけど、
意に反して顔は熱くなった。
浅見円日
放課後。 曇りの予報は外れて、
外は雨が降っていた。
木兎光太郎
浅見円日
浅見円日
木兎光太郎
木兎は普段と 変わらない様子で話す。
今朝のことは すっかり忘れているみたいだ。
木兎光太郎
浅見円日
浅見円日
浅見円日
私はそうため息を吐いた。
コメント
4件
ぼっくんが照れてるの見たすぎてほんとにしんどい🤦🏻♀️ 💞 雨っていうのはシチュエーションを生み出してくれるものなんです‼️😽 めろは頭が痛くなるから嫌いだけど😾
えー!ぼっくんが照れてるとことか尊すぎ!!このまま告白しちゃえー!!!