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始めら辺同じこと書くの面倒臭いので、 ちょっと言葉が変わるかもです
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桃
桃
桃
出会いは転入生として、 学校に来ただけ
隣の席になった僕が、 学校案内をすることになった
仲良くなるにつれ、 ふとした笑顔に僕は惹かれていた
否、僕は元々惚れていたのだろう
其れを最初の内は 気付かなかっただけ
頭のいい桃くんは、 僕に授業で分からなかったことや、
テスト範囲の勉強を よく教えてくれた
其れから、もっと仲が深まって 付き合ってんの ? と茶化される様に 言われることも増えた
若し、そうだったら どれ程幸せなことだろう
ある日、僕は桃くんに 屋上に呼ばれた
如何したのだろうか、と 不安な気持ちを抱いている
すると、桃くんが紙を捲った
桃
桃
少々不安そうな顔をしている 桃くん
其れでも、 空にも負けない笑顔を向けた
そんな顔されて こんな心の底が熱くて
断れるわけが無い
否、断る理由なんて無かった
青
青
桃
口の動きを見て分かったのか、 迚嬉しそうな顔をする
そして、2人で一緒に泣き喚いた
心の底から嬉しかった
今でも一生忘れない
忘れられない出来事だった
でも、やっぱり そう簡単には行かない
いつも茶化して来ていた奴も 仲が良かった奴も
僕等が付き合ったことを知ると、 話し掛けて来なくなった
気付けば周りに人は居なくて、 いつも居てくれたのは桃くんだけ
付き合う前から覚悟はしていた
きっと、そう簡単に行くことは 無いだろうと
其れでも、期待してしまった
おめでとう、お似合いだねって 言ってくれると
心の底では判っていた筈なのに
毎日の様に陰口を耳にして、
その度に悔しくて、悲しくなった
桃くんに聞こえていなくて善かったと 熟(ツクヅク)思う
僕、本当に 桃くんと釣り合ってる ?
隣で笑えてる ?
桃くんを 辛い思いにさせてない ?
独りにさせてない ?
生きていてもいい ?
解んないよ
生きている意味が、価値が
僕には在るのかな
ごめんね、桃くん
僕だけが知ってればいいと 思ってたんだ
辛いことも、苦しいことも
君にだけは感じて欲しくなくて
でも、もうむりだ
一人置いていくことに なっちゃうけど
きっと平気、見守ってるよ
ばいばい...
今日は昔と一緒
空が綺麗で、此の空を見ていると 桃くんの笑顔を思い出す
...ごめんね
青
あれ、なんで...
桃
桃くん、 !!
青
如何して
桃
...ごめん、ごめんね
青
ありがとう
〜 HAPPY END 編 〜