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あ、バイバイー
私もこれから伸びるもん……
バイバイ(ヾ(´・ω・`)
96猫
96猫
天月
君をみているとイライラする
君はいつも、声が小さい
96猫
96猫
天月
やっと聞き取れた声に、返事ができた
やっぱり君は、声が小さい
96猫
天月
これだから君は・・・
なにも聞こえないよ
96猫
96猫
消え入りそうな声で、君が謝った
天月
天月
イライラして、無意識に喧嘩口調になる
96猫
96猫
聞こえるか聞こえないかくらいの大きさの声
なんなんだよ、もう……
天月
天月
96猫
96猫
消え入りそうな声で言った
天月
天月
天月
96猫
かすれてしまいそうな声で、去っていった
放課後
先生
先生
長い長い委員会の退屈な話が終わった
ぞろぞろと教室を出ていく生徒たち
それに連なって、俺も教室を出た
96猫
96猫
後ろから話しかけられたと思ったら、君だった
天月
さっきと同じ、辺りの騒音にかき消されそうな声
でも、人が少ないせいか、少し聞き取りやすい
96猫
96猫
……前言撤回!!
全く聞き取れないよ!!!
天月
君といると、俺の言葉に疑問符が多くなるのは気のせいだろうか……?
96猫
え?
一緒に…帰る……?
天月
少し動揺してしまった
96猫
天月
96猫
96猫
ふわりと笑って君が言った
声の小ささなんて、気にならなくなってしまった
帰り道
通学路を、二人で歩く
96猫
天月
96猫
96猫
天月
96猫
96猫
天月
96猫
天月
96猫
君と何気ない会話を重ねる度、君を知っていく
こんな時間がずっと続けばいいな。
96猫
96猫
天月
振り向いて、君が言った
96猫
不安そうに、君が聞いた
なんでそんなことを聞くんだろう
天月
96猫
96猫
隣を歩く君の横顔が、夕日に照らされて切なく見えた
天月
不安になって、君に聞くと、
96猫
96猫
天月
96猫
不服そうに、君が言った
天月
天月
96猫
天月
切なそうに君が言うから、俺だって不安になる
96猫
天月
96猫
天月
96猫
天月
なにも言えない俺にイライラする
もっと気の効いた事が言えれば……?
96猫
96猫
吹っ切れたように、君が切り出す
96猫
…なにを?
天月
天月
96猫
俺が喋る前に、君が言った
96猫
ぱっ、と花が咲いたように笑った
96猫
天月
96猫
いたずらっぽく君が言った
天月
やっぱり君といると、疑問符だらけだ
96猫
君が俺に近づいた
耳元で、君の息がかかった
96猫
君が薄く笑った
天月
顔が一気に熱くなって、胸が高鳴って
頭が真っ白になって…君の目を見れなくなって。
気づいた
…これが、恋なんだ。
96猫
いたずらっぽく、君が言った
天月
天月
動揺して、言葉に詰まる
どうしよう、君に返事がしたいのに
96猫
96猫
これじゃ、フッたことになる
どうにかしないと……
天月
天月
歩道の真ん中で、君に言うよ。
世界の真ん中は……ムリだったけど。
僕の声を、君に。
天月
天月
未完成の言葉だけど。
誰よりも君を想った言葉を、君に。
天月
天月
天月
きっと、花丸の告白じゃない
でも、俺にとって最高点の告白を。
96猫
96猫
96猫
意外とお喋りなんだから!
と、君は笑った
……何万回だって、聞くよ、
君の声