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休み時間お昼を食べに行く為に 廊下を歩いていると…

nk

ねぇ…あれって…
すまいる先輩じゃない?

br

んー?ぁ、

kn

すまいる先輩…?
あんなところで何して…

人気の少ない場所にすまいると もう一人の人影が見えた

sm

……

女子生徒

あの…好きですッ

女子生徒

付き合ってくださいッ

sm

……

女子生徒

お願いしますッ

sm

……むり(ボソッ

小さい声で断ればスタスタと すまいるは歩き出して行ってしまった

br

あれって、告白!?

kn

すまいる先輩、モテるんだ…

nk

でも雰囲気的に…フッてた?
女の子…泣いてる…

br

あとで聞いてみよ?

6人で中庭に集まり一緒にご飯を食べていく

br

ねぇ、すまいるさ…
さっき告白されてたでしょー

sm

ッ!?///

br

僕たち見ちゃったんだよねー

nk

たまたま見ちゃって…

kn

階段の所で女子と一緒に
居ましたよね?

shk

ほんとか?

sm

(コクンと頷き)

kr

あら…またですか

br

また?

kr

意外とモテるんですよ
すまいるは…
何回も告白されてますし

br

そうなの!?

sm

でも…"むり"って言った…

nk

むりって…返事2文字だけ!?

kn

どうして振ったんですか?

sm

…興味、ない…

shk

適当に好きな人作ればいいのに

sm

適当は…やだ……

nk

まぁ…先輩にそういうイメージないですけどね…

sm

みんなが居れば、いい…

br

嬉しいッ!

br

ずっとすまいると居るよー!

sm

うん…嬉しい

sm

ぁ…そうだ…。みんなも
"すまいる"って呼んで…ほしい

nk

ぇ!?

kn

!?

sm

きりやんと…シャークんは…
先輩、付いてない…

br

そうだね、もう仲良しだもん!
僕はちょっと前から
すまいるって呼んでるよ!

kn

すま、いる…?

nk

すまいる…

sm

うん…その方…嬉しい

kr

(良かったですね…すまいる
仲良くなれて… )

その後ご飯を食べ終わり片付けをしていれば きりやんが近付いてきて 自分にしか聞こえない声で話し掛けてきた

kr

ぁ。ぶるーくさん
あとで生徒会室に
来てもらえますか?

br

いいけど…どうかしたの?

kr

ちょっと…お願いしたいことが
ありまして…

br

みんなも連れて行く?

kr

みなさんにサプライズしたい
ことがあるんです
そのお話をしたくて…

kr

だから…
一人で来てくれませんか?

br

うんっ!わかった!

kr

じゃあ、お待ちしてますね

どうにか理由を付け一人で抜け出せば 生徒会室へとやってきた

ガチャ

br

きりやん…?居る…?

kr

お待ちしてました

kr

みなさんは…?

br

ちゃんと一人で来たよ
抜け出す理由悩んだけど…

kr

それなら良かった
(生徒会室のドアの鍵をガチャッと掛け)

br

どうして、鍵掛けるの?

kr

誰かが来て聞かれたら困るので…秘密の話ですから…

br

そうだね!
サプライズだもんね!

kr

はい。
じゃあ始めましょうか

生徒会室の中には大きな会議用のテーブルや 休憩用のソファなどがあり そのソファに二人で座った

br

それで、サプライズって
何するの?

kr

それは…

br

ッ!?

突然のことで何が起きたかわからなかった

気付けばきりやんにソファに押し倒されていた

br

ちょ、何してるのッ!?
(相手から離れようと足をバタバタ動かし)

kr

うるさいな…暴れないで

kr

何も疑わずに一人で来ちゃって
いい子すぎるところも可愛い…
ボソッ

きりやんは メガネを外し自分の制服のボタンを外していく 別人のような相手に驚き

br

きり、やん…?
だよ……ね?

kr

何言ってんの?
きりやんだよ。俺は

br

ち、違う…きりやんは
そんな喋り方しない!

kr

はぁ……めんどいな…
真面目なフリするのって
疲れるんだよ?

kr

これが、本当の俺だから

br

だ、誰かッ!!んんッ!
(大きな声を出せば口を手で塞がれた)

kr

大きい声出したら
みんなにバラしちゃうよ?
病気のこと…

kr

"ぶるーくは発情しちゃう
えっちな子"ですって

br

ッ!?

kr

何で知ってるの?
って顔してるね

kr

いいよ。特別に教えてあげる

kr

俺、気に入ったものは
全部手に入れたいんだよね

kr

ぶるーくのことも
欲しくなっちゃったから
いろいろ調べちゃった。

kr

だから、なんでも知ってるよ?

br

んー!んーーッ!

kr

みんなのこと誘惑して…
みんなのことそういう目で
見てるんでしょ?

br

んーんッ"!
(違うと首を必死に振り)

kr

じゃあ、俺ともシよ?
(相手の口から手を離せば相手の制服のズボンのベルトをカチャカチャと外していき)

br

ゃ、やめッ…助けッ!

恐怖で体が震えながらも 大きい声で助けを呼んだ時 生徒会室の扉が開いた

sm

ぶるーくッ!
(走って駆け寄ればきりやんとぶるーくの体を離しぶるーくを抱き寄せ)

br

すまいる…ッ
(ギュッと抱きつき)

kr

ッ…なんで…お前が…

sm

きりやんの様子…変だったから…
後、つけてた…

sm

なんで、こんなこと…ッ

kr

自分の為だよ

sm

信じてたのに…

kr

勝手にそっちが
信じたんでしょ?

kr

もういいや、今日は諦めるけど
また今度、ぶるーくに
会いに行くから待っててね

そのままきりやんは生徒会室を出て行った

br

ッ……怖、かった…なんでッ

sm

ごめん…助けるの、遅くなって…

br

大丈夫…来てくれて…ありがとッ

sm

きりやんが…言ってたこと…
ほんとなの?

sm

病気なの…?
ごめん…さっきそう聞こえて…

br

本当だよ…

すまいるに今まであったことを話した

sm

今は?…大丈夫?

br

うん。大丈夫だよ

sm

俺……ぶるーくの…
助けになれる?

br

ぇ?

sm

ぶるーくの、笑ってる顔が…
笑顔が…好き

sm

ずっと、笑っていて…ほしい

sm

だから…俺も、ぶるーくのこと

br

助けて…くれるの?

sm

(コクンと頷き)

br

ありがと…ッ
(ポロポロと涙を流し)

sm

泣かないで…
(相手の涙を指で拭き)

sm

笑って?

br

ん…あり、がとッ
(涙を流しながらニコッと笑顔を浮かべ)

sm

きりやんのこと…
どうにか、しなきゃね

br

みんなには…言わないで…

sm

でも…

br

みんなに心配…
掛けたくないから…言わないで…

br

きっと、大丈夫だよ…
あれはきりやんじゃない。
本当のきりやんは
あんなことしないもん…

br

何か…理由があるんだよ…

sm

あんな…酷いことされたのに
どうして…

br

怖いし…いやだけど…

br

きりやんのこと
信じたいから…

br

だから、すまいるも
きりやんを、僕を
信じて?

sm

…わかった…
でも、気をつけてね

br

うんっ

〜次回へ続く〜

忘却の恋ーロストピュアシンドロームー

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