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3件
(´இ﹏இ`)感動☆
美緒
レイア
美緒
レイア
レイア
美緒
レイア
美緒
レイア
レイア
レイア
美緒
レイア
レイア
美緒
拝啓 天野 レイア様 今日午後一時頃 貴方様のお命を頂きます 宇琥 琥珀
レイア
美緒
ガッシャーン
レイア
美緒
琥珀
琥珀
レイア
琥珀
美緒
レイア
琥珀
琥珀
美緒
琥珀
レイア
琥珀
琥珀
琥珀
レイア
琥珀
美緒
キィン....!
琥珀がそう発した瞬間に美緒が護身用の短剣を抜き琥珀に襲い掛かる
それはそうだろう レイアは友達と言っているが彼女はオークションで買われた身でありレイアは主
守らなければならない存在なのだ
美緒の反応は素早くそのまま相手の大動脈を切るはずだった
琥珀
たが宇琥 琥珀は違う
美緒
レイア
琥珀が美緒の剣を笑顔で受け止め反撃を送る
美緒の頬には切りつけられたためかうっすらと血が滲んでいた
レイア
普通はここで助けに入るのが正解だろう
だけど私はそれをしなかった
だって
レイア
笑っていたから
一緒に遊ぶ時のような無邪気な笑顔とも、特訓する時にする励まし合う笑顔とも全くもって全然違う
ただただ楽しく、見たものが畏怖に駆られるようなそんな笑顔
レイア
レイア
それから2人の戦いは2時間程続いた
レイア
2人の戦い レベルの高い2人の戦い
他の人が見たら2時間がたっても夢中になって見るだろう
だけど、私の考えは違った
レイア
琥珀
相手の琥珀が痺れを切らして使っていなかった投げナイフを使った
そしてそのナイフは部屋の隅にあった花に突き刺さる
レイア
美緒
この瞬間から数分間の記憶が私には無い
琥珀
さっきまでこちらに夢中になってかかって来てた美緒が動きを止める
そしてその視線はとある少女に向けられていた
美緒
毛先が少しだけカールした髪の毛を腰までサラリと下ろした白髪の少女だった
レイア
少女が無言で振り返る
将来、誰からも愛されるような顔立ちをした顔は今下を向いているため表情を伺うことが出来ない
ただひとつわかることがある
琥珀
仕事柄今までいくつものも恐怖を味わってきた
でも今回は違う
恐怖の次元が違う
琥珀
コンマ数秒
少女に押し倒されナイフを突きつけられていた
ただ瞬きをしただけなのに
その瞬きの間にやられていた
レイア
レイア
レイア
ここで私の意識はとだえた
レイア
美緒
あの後、なんやかんやあって琥珀は私たちの仲間になった
私が琥珀との出会いを思い出したくないのは一撃を貰ったからでは無い
美緒
美緒
美緒
美緒
ガチャ
天音
琥珀
蓮華
まな
レイア
店長は私たちを戦の場に出してくれるが自分からその場に赴くことは無い
その理由はグループメンバーの誰も知らない
だけど
レイア
天音
まな
琥珀
まな
蓮華
レイア
帰った時に店長の声を聞くと不思議と安心感がする
その度に思うんだ
あの時、あの場所で私の事を買ってくれた人がこの人で良かったって
私たちのリーダーがこの人で良かった