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放送係の仕事が終わり、
若菜は荷物を取りに、教室へ戻った。
いつの間にか、空には分厚い雲が浮かび、
パラパラと雨が降ってきた。
若菜
若菜
若菜は鞄をあさり、傘を探した。
指先に、ピンク色の傘が触れる。
若菜
若菜
その時、教室の扉がガラッと開き
テニスラケットを手に持った義弘が入ってきた。
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘
若菜
若菜は笑った。
義弘
若菜
若菜
義弘
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘
若菜を笑顔を見て、
義弘は目を逸らした。
視線は窓の外に注がれる。
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘
2人は黙って、窓の外を見つめた。
雨は先程よりも少し強くなってきたみたいだった。
若菜
義弘
若菜
若菜
若菜
義弘
若菜
若菜は口元を抑えた。
義弘
義弘
義弘
若菜
義弘
義弘
義弘
義弘
若菜
若菜
義弘は頷いた。
義弘
若菜
義弘
その時、突然教室が閃光に包まれた。
次の瞬間、
ゴオーッという身体全体に響くような音がして、
地面が揺れた。
若菜は悲鳴をあげ、
床に倒れ込んだ。
義弘
若菜
義弘
若菜
若菜は近くの机の足に掴まり、
揺れが収まるのを待った。
しばらくして、
だんだんと揺れは小さくなり、やがて止まった。
義弘
義弘
若菜
若菜
若菜は鳥肌のたっている腕をさすった。
義弘
若菜
若菜
義弘
2人は教室内を見渡した。
机や椅子が少し移動してしまっているが、
それ以外に異変はない。
若菜
若菜
義弘
義弘
2人は教室のドアを開け、廊下に出た。
電気がついていないからか、薄暗い。
若菜
若菜
義弘
2人は早足で教室を除く。
だが、誰もいなかった。
義弘
若菜
2人は、どことなく違和感を感じた。
義弘
義弘
若菜
若菜
2人は1階におり、足早に職員室へと向かった。
義弘
若菜
扉を思いきり開けて、
2人は同時に叫んだ。
そして、口をぽかんと開いたまま
その場に立ち尽くす。
義弘
若菜
学校には、
若菜と義弘の2人しかいなかった
続く…