ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
私狐田梅は
2つ上の姉と
私達を奴隷の様に扱う
両親が居た
この頃の私は小4姉さんは小6だ
親
葉月
親
親
梅
親
葉月
梅
私達は逆らったり
抵抗したり、する事が出来ないと
階段下の薄暗い物置部屋に閉じ込められた
私は両親が憎くて仕方なかった
そして_____
葉月
葉月
梅
葉月
葉月
なんでも出来る可愛い姉さんの事も
嫌いだった
姉さんはいつも
「最後は絶対上手くいく」
と言うのが口癖だった
姉さんはなんでも出来て
学校でも人気
だからそう言う事が言える
それに比べて私は
友達は少なく、運動が出来る事と
少し勉強が出来るだけで
特にこれと言った物はなかった
顔も可愛くない私は
本を読んで過ごすしか無かった
梅
海里
海里
海里
梅
梅
海里
梅
放課後
葉月
梅
姉さんは人気者で
声も良く通るから
呼ばれたら必ず気づくが、
私はあえて無視をした
葉月
視線を感じてそっと息を止める
姉さんと比べられるのが嫌で
身についた習慣
それで体が消える訳じゃないのに
女子
梅
見知らぬ女子生徒が
少し笑いながら声を掛けてくる
梅
葉月
葉月
葉月
梅
その日は蒸し暑かった
蝉が耳障りなくらいに鳴いていた
あと…
悲鳴も
梅
|´-`)チラッ
梅
ドサッ
言葉が出てこなかった
いや、声が出なかった
嬉しい気持ちと切ない気持ち
よく分からなかった
だって
お父さんとお母さんが
車の前で血だらけで 倒れているから
憎かったお父さん
恨みたかったお母さん
だけど何故かここに居ない
昨日の今頃
散々私達をこき使ってた癖に
死んだ
姉さんも私も
涙が出なかった
私達は家で過ごしていた
里親が見つかったのは
両親が死んで1週間経った日だ
奥さんは凛としていた
旦那さんはキリッとしていた
初めは上手くいっていた
こき使われる事無く
家族全員食卓でご飯を食べる
物置部屋に 閉じ込められることも無ければ
暴言を言われることもなかった
優しい両親と一緒に
これからも仲睦まじく
暮らしていく筈だった
そう初めの頃まで
私達の暮らしは元に戻った
あのままだと思ってたのに
親
親
あぁまただ
あの頃と何ら変わらない
そう言う日々が続いた
でも___
警察
ある日
何故か警察が家に来た
どうやらご近所さんが
虐待現場の声を聞いていたらしい
それに外に出されていただけあって
私達が虐待されているのでは?
といった意見が広まったんだとか
その後姉さんが念の為に撮ってあった
音声、画像とリンクし
両親は逮捕
私達姉妹に近づくな
と言われていた
それから姉さんと2人
あの家で暮らしていた
家でも学校でも無視し続ける私に
姉さんは何度も声を掛けてくる
少し会話があっても
直ぐに切れる
それから半年
私は小5姉さんは中1だった
その日
誰も予想していなかった事が起きた
梅
海里
海里
海里
梅
海里
海里
梅
海里
梅
梅
海里
梅
梅
葉月
この時私が
点滅した信号機に気づいていれば
キッキー!!!!!
バァァン!!!!!
鈍い音だった
雨の音も何も聞こえなくなった
あぁ私は1人にならなきゃ
生かして貰えないの?
神様!!!!!
梅
信号機が点滅し、十時の交差点で
衝突が起き
それを回避しようと 曲がってきた車が
運悪く姉さんに衝突
姉さんは
即死
それから私は一切笑わなくなった
皆が私を心配してくれてた事も
ごく最近知った
もっと姉さんと話をしていれば…
そんな馬鹿げたことを 想像していた時だった
清太郎
同じクラスの清太郎に声をかけられた
清太郎はクラスでも人気で
背が高くてそして___
私の憧れだった
梅
清太郎
梅
清太郎
清太郎
梅
梅
海里
梅
海里
梅
海里
モブ
海里
海里
梅
梅
それから私はなるべく笑う様になった
意外と疲れる
宏太
梅
宏太
梅
宏太
宏太
バコォ
梅
これが始まり
レンガ1個殴って壊しただけで
宏太
意味が分からなかった
不良が私なんかを
梅
宏太
梅
宏太
宏太
梅
宏太
宏太
宏太
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
ニコ
コメント
18件
あ〜 小学校の頃はそんな感じだったな〜笑 この時私まだ根に持ってたんだ笑