常世の街と一人のヒト

僕が此処に住むようになって数週間、あれからクロノアさん達が僕の所に来る事は、 なかった。

昼間(?)も夜間(?)特に変わったことは無かった。いや、少しだけあった。

エーミールさんと鬱さんの呼び方がエミさんと大先生に変わったぐらいだ。それ以外は無く。平和な日々だった

今日は土曜日。僕達の住んでる一階の部分で土曜日限定のバーを開く。

普段は役所で働いてるから、土曜日に しかバー開けないんだそう。

この3人は朝早い

だが……あの三人は朝弱いのは夜起きているのか知らないが、昼前ぐらいにならないと起きない……

まあ、今日はもとい休みの日だから、問題はないのだが……

"たまお"と言うのはシャオロンに仕える、いわゆる妖精や精霊の類の生物だ。

人の言葉を喋ったり______ はしないが、意思はあるようで、主のシャオロンさんと似てる生き物だ。

あと、此処には大先生に仕える "ねこひよこ市長"もいる

トントンさんはそういった類の生き物と 会話することが出来る能力持ち____ と言うよりは頭のキノコのお陰で分かる らしい……

そういえば、今日はクロノアさん達が来るとか何とか本人が前に言っていたな。

俺はこの平和な日が好きだ。いつも通り仕事して、土曜日にバーを開く。たまに仕事終わりに居酒屋に飲みに行って、 ワイワイ騒ぐ。

___ふわぁ………ねむ…………昨日ちょっと深夜までシャオロンとゲームしてたから寝不足やわ……

にしてもアイツ俺と一緒にやってた癖に早起き過ぎるやろ

ゼノがこう言ったタイミングで2人になろうとする時は何か言いたい事がある時や …………多分