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狂依存

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狂依存

4 - 足りないもの

♥

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2021年09月11日

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目の前にいる見慣れた人影

2人の間を割り切って俺は言う

♥️

💙おはよ

💙

おはよう

💗

(^ω^#)

♥️

💗先輩もおはようございます

💗

♥️おはよう

こうやって3人で登校することが多くなった

快晴でも雨でも決まって3人で

俺が水をさしてる訳じゃなくて

💗先輩が💙を独占するから 割り切って中に入ってる

俺と💙は学園に入学する前から一緒

正直に言うと俺は学園へ入学はしないはずだった

ドン

ドン

死ね

お前はまともじゃないから

鈍い痛みと罵倒

こんなのが長らく続いてて、 限界だった

あ〜俺ってダメだな

ここから降りれば......

ガシャン

何やってんの

背後から声が聞こえる

♥️

何って、見たらわかるよね

は?

お前、飛び降りるつもり?

♥️

そう見えるならそうなんじゃない?

何もかも、終わらせたかった

おい!

お願い...俺に構わないで

バシッ

頬に走る痛み

お前に死なれたら困る

俺に死なれたら困る?

何を言ってるんだこいつは

俺のことを必要としてくれる人なんていないのに

お前、🍓👑学園にこい

急に見知らぬ人に学園勧誘されて

とっさに言い返そうとした

でも、出来なかった

彼の引き込まれるような瞳が俺を虜にし、

同時刻、俺は恋をした

そして俺は🍓👑学園への入学を決めた

あいつに会うために

当時、唯一俺のことを友達として扱ってくれた💙にこの出来事を話した

もちろん、好きになったことも

すると、💙は親に🍓👑学園の入学を決められていたため、俺も行くということをすごく喜んでくれた

それから俺と💙はずっと一緒だった

でも、ある日突然変わってしまった

よく待ち合わせをする階段でのこと

結構待たせてしまい、俺は階段を駆け上がった

💙

((ヾ(・д・。)フリフリ

俺のとこに駆け寄って来ようとする💙

でも、段差で躓きそうになる

💙

わっ

グイッ

💙と💙を見つめる...あいつ

それは紛れもなく、俺に学園勧誘してきたやつだった

あまりの衝撃に俺は足が動かず、遠くから見ているしかなかった

それからというものの💗先輩が💙と登校するようになった

また危険な目に会わないようにというのと...

💜🧡

おはよう

モブ女子

キャー🧡くん!

モブ女子

キャー💜くんかっこいい

モブ女子

🧡くんの方がかっこいいし

モブ女子

はぁ?やるつもり?

♥️

朝からこれか

💙

大変そうだね

💗

ここじゃなくて裏から回ろ

学園の人気が高い「🧡」と「💜」を推している「🧡派」と「💜派」の争いから守るためらしい

僕からするとなんで「💗派」がないんだろうって不思議なんだけど

🧡

💗ちゃん一緒行こ〜

💗

誰がお前らと...

💙

僕たちの教室と💗くんの教室の階って違うから💜🧡先輩達と行きなよ

💜

💗くんの彼女もそう言ってる事だし行こ

彼女...やっぱ、そうだよな

♥️

今日も人多かったー

💙

だよね

♥️

💙ちゃんはどっち派?

💙

どっち派でもないかな

♥️

ふーん

何かあればいつもここに来るんだよな

...

知ってる 2人が付き合ってるとこも

💗先輩について俺が知らないことも💙は知ってる

俺は依存していかないと

誰かに頼らないと

けど、誰でも言い訳じゃないし

かと言って、💗先輩に依存しても

💗先輩は💙しか見てない

取ればいいじゃん

そんな声がどこかから聞こえた

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コメント

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しばらく冬眠ならぬ秋眠しますが、♡が700超えたら考えます

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