主
どーも主です。まずはあてんしょん!
・司くんが病んでます。
・恋愛描写はありませんが司まふです。
・もしかしたら結構重いかも…
・主は頭がわんだほいなので語彙力が消失しました。
・誤字脱字あり
以上のことが大丈夫な方だけわんだほい

主
ではスターーート!

学校とショーの練習が終わり、司はいつも通りまふゆのいる人気の少ないカフェに向かっていた。
司
すまない、待たせたなまふゆ

まふゆ
別に

司
相変わらずお前は無表情なんだな、

まふゆ
司は笑い疲れないの?

司
俺はもう笑うしかないんだ。

そうやって司は不気味に微笑んだ。門限があるから1時間と少しぐらいしかない時間だがなんだかんだ2人はその時間が好きだった。
司
では俺は脚本を書くとしよう。

まふゆ
ショーに使うの?

司
いや、ショーには使わない奴だ

まふゆ
そう。

司
お、そろそろ帰らないとじゃないか

まふゆ
本当だ。じゃあね

司
ああ、

司
はーっはっはっはっー!!

そうやっていつも通り『司くん』は大きな声で笑っている
まふゆ
ほんと気持ち悪い、中身は全部空っぽなのに、私みたいに、いや、私以上に

司
はぁ、俺ってなんでスターを目指してるんだっけ…なんでこんなに笑ってるんだ、いやいかんそんな事を考えるのでない司!俺は頼れるお兄ちゃんの『天馬司』で、変人だけど面白い『天馬司』で、後輩に優しい正義感ある先輩の『天馬司』で、ワンダーステージのキャストを務めてるみんなを笑顔にするためにスターを目指してる『天馬司』で、

司
あれ?俺ってなんだっけ?

司
ハハ、ハハハ
笑え、笑え天馬司明日も明後日も笑って演じろ、皆の思ってる通りの『天馬司』を演じろ、ハハハ

司
antaitoru?セカイはひとつだけじゃないのか、行ってみよう

そこはカラフルな温かい所とモノクロの冷たい所で分けられたセカイだったそこには見慣れた物が沢山あった、
司
これは、小さい頃行きたかったけど咲希の看病やお見舞いで忙しい両親に迷惑をかけたくなくて『行きたい』って言えなかった遊園地のポスター、これは『欲しい』って言えなかったおもちゃ、

ミク
司、見つけた

司
お前は、このセカイのミクか?

ミク
そう、ここは愛のセカイ、司の想いから出来た。

ミク
司は愛されたかったからスターを目指したんでしょ?あの日見に行ったショーのスターみたいになれば咲希みたいに両親に愛されると思って

司
違う、違う、俺は、俺は妹を、みんなを笑顔にしたくてスターを目指した、俺は両親にはもう愛された!だからもう、いいんだ、

ミク
ううん、司はずっと満たされ続けなかった。十分愛されなかった、でも貴方は迷惑をかけないように笑って演じたんでしょう、物分りのいい優しいお兄ちゃんの『天馬司』を、

司
違う!!違う、違うんだ…

ミク
ねえ、もう少し自分と向き合ったらどう?

司
疲れた

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主
力つきましたぁ…、次回お楽しみに!
