榊○○
やっぱり、2人だったのか

榊○○
クドー、世良ちゃ

世良真純
気づかれたか笑

榊○○
探偵2人でどーしたの

工藤新一
蘭のやつ……お前の事心配してずっとソワソワしてたんだよ

世良真純
ボクも気になってたし探偵2人で○○を尾行すればいいんじゃないかって

世良真純
それで……

世良真純
彼との関係について詳しく教えてくれ

世良真純
もしかして彼氏か!?

榊○○
違うよ笑

榊○○
ただの友達

工藤新一
他校のやつだしどうやって会ったんだ?

榊○○
……

榊○○
(どこまで言っていいのか……今は適当に流すか)

榊○○
……あるイベントに参加してた時に意気投合してね

工藤新一
……

世良真純
へぇ……それはちなみに、

世良真純
あぁ、ごめんごめん笑…

世良真純
ゲッ

榊○○
どうかしたの?

世良真純
ママに頼まれてた事あったのわすれてた……

世良真純
……しょうがないしボクはこれで失礼するよ

世良真純
またな、2人とも!

工藤新一
おう

榊○○
またねー

クドーは周りに誰も居ないことを確認して再び話始めた。
工藤新一
榊、お前なんか隠してるだろ

榊○○
なーにも隠してないよ

工藤新一
……

工藤新一
榊は茶髪なのになんで黒髪が付いているんだ?

工藤新一
赤い糸みたいなのも見えるけどよ

榊○○
え?

榊○○
(嘘だ、いつも手入れしてるから簡単に抜けることなんでないはず……)

工藤新一
……フッ

榊○○
?

工藤新一
俺はどこに黒髪や糸が付いているか言っていないのに

工藤新一
お前は真っ先に頭を触ったな?

榊○○
え、あ、別に特別な意は無いけど。

工藤新一
その髪の毛の長さ、質感からして……

工藤新一
ボブくらいの長さのカツラでも被ってたんだろ

工藤新一
探偵の目を騙そうなんて思わねぇ方がいい

榊○○
……はぁぁ

榊○○
口外しないでくれるなら

工藤新一
おー、いいぞ

榊○○
実は……

ボクがシューンキャットである事、怪盗キッドと駆け引きをした事、昔盗まれたボクの母の肩身のオルゴールを探している事
他校の彼……快斗には情報面で協力してもらっているという事にした。
工藤新一
ふーん……

工藤新一
やっぱりか

榊○○
え?

工藤新一
榊が何となくシューンキャットじゃないかって思ってたんだよ

工藤新一
匂いとか仕草とか

工藤新一
この前ショッピングモールで会っただろ?

工藤新一
その時ぐらいからな

榊○○
流石……名探偵

工藤新一
それほどでも

工藤新一
つーか駆け引きでキッドに勝てるもんなんだな

榊○○
あれは……完全に粘り勝ちだったよ笑

榊○○
シューンキャットの姿で走り回ったのは初めてだ

榊○○
あそうそう

榊○○
クドーが共犯になったことだし

工藤新一
共犯ってな……もっと言い方あるだろ

榊○○
笑笑

榊○○
まぁ仲間になった事だし、何かあったら助けてもらうよ

工藤新一
具体的には?

榊○○
……クドーの人脈を借りるとか?

工藤新一
俺に出来る事なら構わねぇけどよ

榊○○
さっすが〜!蘭ちゃの彼氏なだけある!

工藤新一
お前それ関係ねーだろ!

工藤新一
約束無しにするぞ

榊○○
ごめんて笑

榊○○
……まぁ、一旦は以上かな?

榊○○
それじゃ

工藤新一
またな
