ジャンハオside
ハオ
……ゆじな
ユジン
!!
ユジン
ひょん!
ハオ
大丈夫なの?
ユジン
…大丈夫だよ
ハオ
具合悪いなら早く言わないとダメだよ?
ユジン
うん…
ユジン
はおひょん…
ユジン
なんか元気ない?
ハオ
…え?
ユジン
何かあった?
ハオ
……!
ゆじなは僕の異変に気づいてくれるのに
僕はゆじなの体調不良にも気づけない
ずっと一緒にいるのに
ゆじなの変化1つにも
気づくことが出来なかった
ハオ
……別に
ハオ
何もないよ
ユジン
……
ユジン
…そっか
ハオ
ごめんね……
ユジン
…え?
ユジン
はおひょ…
ハオ
…先に帰る
ハオ
安静にしてねら
ユジン
はおひょん!
ユジン
急にどうしたの…?
ハオ
………
ユジン
はおひょん…
はおひょんは黙って出ていってしまった
僕を置いていくなんて1度も無かったのに
ユジン
……
『ごめんね』
ユジン
ごめんねって…
ハンビン
…ゆじな?
ユジン
…!
ユジン
ひょん…
ハンビン
あれ…
ハンビン
ひとり?
ユジン
あ……
ユジン
…うん
ハンビン
…?
ハンビン
そっか
はおひょん
急に「ごめんね」って
何があったの?
ユジン
………
ユジン
……はおひょん
ユジン
ただいま
ハオ
あ、ゆじな
ハオ
おかえり
ユジン
……
僕は逃げたんだ
きっとはんびなが言った言葉が
心に刺さったんだ。
傷つく資格なんてないくせに
ハオ
もう大丈夫?
ユジン
うん
ユジン
もう何ともないよ
ハオ
…ごめんね
ユジン
…!!
ユジン
何が…
ハオ
朝気づけたら良かったね
ハオ
ちゃんと見とけばわかったのに
ユジン
え……
ユジン
そんなの…
ユジン
はおひょんが謝ることじゃないじゃん
ハオ
……
ハオ
…そうかもね
ユジン
…?
ユジン
なんか変だよ
ユジン
どうしたの?
ハオ
ゆじな
ハオ
僕のこと怖い?
ユジン
…え……?
ハオ
……
はっきりさせたくて
ゆじなの手を掴んだ。
ユジン
…っ!
ユジン
はおひょ…っ
ハオ
……
ずっと気づかないフリしてた
触れるだけでこんなに怯えてしまうんだ
そうさせたのは僕だ。
全部自業自得。
ハオ
……
ハオ
…もう
ハオ
元には戻れないね
ユジン
…?
ユジン
はおひょん…?
ハオ
ゆじな
ハオ
……僕たち
ハオ
バイバイしよっか
ユジン
……
ユジン
……え…?