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中村 瑞希
中村 瑞希
先生の説明の声が聞こえる。
そう、今は授業中だ。
中村 瑞希
あくびをしてしまった、
見られたら終わりだ。
ぁ、俺の名前は、
中村瑞希。
中学3年生
先生
中村 瑞希
生徒なんて十数名。
一時間に一回は当たる。
中村 瑞希
先生
他の人もいたが戦争だから、逃げてしまったらしい。
俺は、両親がその時亡くなったから逃げれなかった。
正直逃げたかった。 この法は嫌だった。
『性別』で法が変わるなんて。
俺は、その法がだいっきらい。
きーんこーんかーんこーん
先生
名前を知らない人が号令をする。
みんな、特に仲良くないから、
中村 瑞希
小さい声で言う、常識はあるから、
外いこうぜ!!
上級生の声が聞こえる。
この学校は中高一貫。
あの二人組は、学校では珍しく仲が良い二人だ。
中村 瑞希
軽く延びをする。
友達なんかいないから、1人で空でも見つめてる。
わかんない、笑 聞きたくないだけかもしれない。
あの子、おんなのこかな、?
ぇえ~わかんない笑
中村 瑞希
耳を傾けるとそんな話ばっか
あの女子3人組実は、仲良くないらしい。
1人がリーダーみたいな感じで仕切ってるだけらしい。
まぁ、俺には関係ないけど…
性同一性障がいみたいなやつじゃないぁ~い、?
中村 瑞希
整わない息を上手に吐く。
そうしないと、パニック起こしちゃうから。
ここで察した人もいるじゃないだろうか?
そう、俺は、『性同一性障がい』
ぇえ、~、?きっしょ
わらえるぅ~!!
中村 瑞希
さすがにヤバイと感じた。
ガタ
俺は、人気のいない場所へ向かった。
そうしないと、嫌われちゃうから。
俺走って、どこか余りわからない場所に来てしまった。
幸い、もう放課後なので人はいなかった。
中村 瑞希
胸騒ぎがすごい。
パニック寸前だった、
???
急に話しかけられた。
誰かに話しかけられる人なんて学校の中ではいない。
だれだ、?
中村 瑞希
息が上がって話せない、
涙が出てきた。
もう、視界はにじんで余り見えない。
???
誰かは俺の手を引き連れてってくれた。
連れてきてもらったのは階段の裏だった
中村 瑞希
感謝を伝えたつもりだった。
???
背中を撫でてくれた。
久しぶりな人の体温だ。 暖かい
???
中村 瑞希
言われたことをする。
助けてくれるって信じてるから。
???
中村 瑞希
大分息が整った。
中村 瑞希
そう目を会わせると…
中村 瑞希
顔が良い!!
でも、なんかビビっとくるものがあった。
中村 瑞希
声に出てたみたいだ。
???
明らかに焦っていた。
もしかして…!
中村 瑞希
俺の目は確信していた。
俺の勘は当たるぞ、?
???
ボソッといっていた。
中村 瑞希
彼がガバッと顔をあげた、
???
さっきまで光のなかった目には輝きと期待が見える。
???
古野 朱音
青く快晴みたいな瞳をしていた。
中村 瑞希
俺らだけ繋がれるものがある。
それだけで嬉しかった、
古野 朱音
中村 瑞希
そういうのは友達がやるものではないの?
古野 朱音
中村 瑞希
ぇ、俺の名前かな?
中村 瑞希
なんか、頭に出てきたから。
古野 朱音
古野 朱音
興奮気味だった。
中村 瑞希
疑問だった、
俺なんかと…
古野 朱音
笑顔で言った、
中村 瑞希
古野 朱音
新しい友達ができました
学校内ではとても珍しいことです。