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僕らは『社会不満協同者』

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僕らは『社会不満協同者』

3 - 夜にあった怯えた子

♥

78

2024年07月04日

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古野 朱音

笑笑、

中村 瑞希

…笑

さっき知り合ったぶるーくと俺は、二人で下校していた、

古野 朱音

今日さ、夜遊べない?

ぶるーくから聞かれた、

中村 瑞希

ぇ、!?夜?

明日じゃなくて?

古野 朱音

僕、いいこと考えちゃったんで…

にやっとしながら言う。

中村 瑞希

ぁあ~どこ集合?

独り暮らしだから行けるだろう。

古野 朱音

ん、~ここでいいよ、

そういって、道を指差した。

中村 瑞希

おけ、ここね

古野 朱音

ん、僕ここら辺だから~

Y字路で俺らは別れた。

中村 瑞希

ばいばい。

古野 朱音

また今日中!

      

中村 瑞希

ぶるーく、か…

社会が嫌いなら理由があるだろう。

なんなら、夜遊ぶ理由もあるだろう。

ぶるーくとだったら、戦争を起こせるかも知れない。

言ったとうりだ。

俺は昔からそれを計画していた。

『戦争を起こす』ことだ。

中村 瑞希

あと、ちょっと人数足りないかも…

古野 朱音

ぁ、なかむ~

夜なので音量をおとしたぶるーくの声が聞こえる。

中村 瑞希

こんばんわ~

古野 朱音

こんばんわ!

ニコニコしたぶるーくがなんか大型犬みたいだった。

中村 瑞希

ご用件はなんでしょうか?

古野 朱音

なんで、?敬語?笑笑

受け狙ったから☆

古野 朱音

…僕らでさ、

ぶるーくの雰囲気が変わった。

戦争起こさない?

中村 瑞希

ぇ、

ぶるーくから問われた。

中村 瑞希

…いいじゃん

中村 瑞希

俺もおんなじこと考えてた…

ぶるーくの目が輝いてる…笑笑

古野 朱音

ぇえ、すご!運命じゃん!

中村 瑞希

そぅそぅ!!

そんな会話していたら…

ガサッ

物音がした、

中村 瑞希

ぇ、?

古野 朱音

はぇ、?なになになに、?!

誰かいるの?

???

ぁ、…ッッごめんなさいッごめんなさい…

暗くて見えないけど、整った顔立ちをしていたと思う。

物音の正体は人だった、

古野 朱音

ぇ、傷だらけじゃん!?

ぶるーくは身長の問題で年下だとおったのだろうか、?

???

ぁえ、…ッごめんなさいッ

中村 瑞希

謝らなくていいよッ

パニックを起こしているのだろうか、?

でも確かによく見ると傷だらけだ。

痣に切り傷火傷まで

古野 朱音

ねぇ、その傷どうしたの?

ぶるーくは何か察したようだ。

実は、俺もだ、

???

ぁ、ッはッひゅ、…

息が上手にできていないみたいだ。

中村 瑞希

吸って…

???

はぁッひゅ、

落ち着かないな…

中村 瑞希

吐いて

???

…ッはぁ、ッ…

ちょっと落ち着いたみたいだ、

中村 瑞希

その傷、どうしたの?

聞かないと彼は消えちゃいそうで

古野 朱音

…ほんとのこと言ってほしいな、?

多分、虐待かいじめだろう。

明らかに自分ではできない傷だもん。

???

ッ…ぃっちゃ、だめ…ッ

彼の声は震えており泣きそうだった、

中村 瑞希

ん、~じゃあ名前だけでいいよ

質問攻めされると辛いだろうから。

???

ぉ、ッ俺の名前は、

時山 蒼唯

時山ッ、蒼唯ッ…

聞いたことないな…

ここら辺の子じゃないんだろうか

時山 蒼唯

中学2年生ッ

年下だったんだ…

古野 朱音

僕は、古野朱音!

古野 朱音

高校2年生!

ぇ!?めっちゃ年上だった、…

中村 瑞希

俺は、中村瑞希!

中村 瑞希

中学3年!

ごめん、年上ばっかで怖いよね?

古野 朱音

ねぇ、明日もこれる?

時山君に聞いているのだろう、

時山 蒼唯

多分、ッこれる…

いいながら目線を自分の手元に向けた。

スーパー袋だった。

古野 朱音

ん、じゃあ、また明日!

中村 瑞希

またね~

明日会えるかな?

時山 蒼唯

ッまた明日です…

それから俺らは別れた。

中村 瑞希

あおい、君か…

あの子もビビっと感じるものがある、

社会反対者として。

しかも、戦争も俺ら起こすし…笑

もっとたくさんほしいけど、切りのいい数で閉めないとな。

よし!6人集めたら戦争の準備をしよう!

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