拝啓、色で差別する世界へ

たしか…あの日は…

雨が降ってたっけ…

まだ9歳の俺は… 他の兄弟と違って寒色だから、という理由で 隔離されていた

隔離されてる部屋は…冬だからというのも合って寒くて…

もう限界の域に達していた

ｶﾞｼｬﾝｯ

そんな時だった

日にちはたしか… 5月29日

一人ぼっちだった俺に

弟ができた

お父さんは昔よくこの部屋にきて 常習的に俺を殴ってきてたので 一応知っていた

そんなお父さんが蹴り飛ばした子は…

4歳くらい？で可愛らしい 髪が水色の "寒色"の子だった

そう言う寒色の子… 嘘だ絶対大丈夫じゃない

震えてるし… しかもアザまみれだ

それに…

俺を…

怖がっている

ｯ…ここに来たばっかりの俺と似てるなぁ…

何もかもが怖くて

一人で…寒くて…怖くて… 震えていた…

事実を言えば…今も…そうだ

でも…この子は…

一人じゃない

俺がいる

だから…この子は… この子だけは…

幸せにする。

ない。

おれも…なかったんだった…

この名前は… 自分で考えた…

雰囲気ころころしてるよなぁ…

しかも可愛い…

んー…ころ…ころ…

ころ…ころん…？

あ、いいかも！

あだ名で言ってくれた！！

しかもオッケー！

…なんかうれしいな…w

携帯を変えたため 連載できませんでした すいません…