朝日が昇る
あなた
ん…
朝がやってきた
朝の空気だ
あなた
少し…寒い…
私は朝の空気が好きだ
朝の空気は冷えていて
少し鋭くてトゲトゲしてる
でも、優しい光がそれを包み込む
そのなんとも言えない朝が好きだ
あなた
なんだ…窓が空いてたんだ
ドアを開ける
あなた
おはようございます
そこには
本を片手に紅茶を飲んでいる彼がいる
エーミール
おはようございます
あなた
何を読んでいるんですか?
エーミール
ふふっ
エーミール
なんでしょうね
あなた
…もう
あぁ私は
エーミール
なんですか?
この朝にしか流れない時間が
あなた
いい加減教えてくれてもいいじゃないですか
大好きなんだ
エーミール
ふふっ
エーミール
ご飯にしましょう
今日も一日が始まる
暖かい日常が
エーミール
あなたが自分の気持ちに素直になったら
エーミール
教えてあげますよ
エーミール
私はその一言を
エーミール
待ってます