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コメント
10件
凄いいい作品でした! やはり愛の形はそこに存在するだけで何物にも変えられない確固たる尊さを生み出しますね!
尊すぎて死にました
あ,名前変えましたが前あんずだった者です。
恋仲の紗樹が熱で早退したと聞いたのは、
放課後、彼の幼馴染に会った時だった。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
聞き慣れた声を聞いた気がして、
少し意識が浮上する。
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
熱で頭が回らないのに加えて寝起きの俺は、
正直自分が何を言っているのかもイマイチ理解してなかった。
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
こりゃ頭回ってないな。
…なんだかまるで、酔っているようだ。
紗樹がこんな風になるとは、珍しい。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
意地悪に微笑む紗樹が、急に爆弾を投下した。
そして自分のネクタイを緩め出す。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
言うなり、急に俺の腕を引っ張り、
ベッドに引き込む紗樹。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
急に後ろから抱きしめられ、だいぶパニック。
─いや、あの、今何が起きてます??
夏瞳(ナツメ)
とりあえず、今コイツの思考回路と理性は、多分どっかに沈んでる。
唐突すぎるので一旦離れようと、
紗樹の腕の中でじたばたともがくと、
紗樹(サキ)
不服そうな声が耳元でして、
紗樹の手が腰の辺りをなぞった。
夏瞳(ナツメ)
思わずびくっと反応し、
慌てて紗樹の手を上から握って捕まえる。
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
首筋に刺激が来て、肩が跳ねる。
噛まれた、感触でそう理解した。
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
ダメだって、
いやコイツ今熱出してんだぞ?!
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
そう言われ、ぎゅうっと抱きしめられる。
夏瞳(ナツメ)
俺だってとっくの昔に暑い。
そのせいで、顔に熱が集まりやすい。
紗樹(サキ)
気のせいだろうが、俺までぐわんぐわんしてきた。
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
耳元で囁かれた言葉は、
夏瞳(ナツメ)
俺の思考を止めるのに十分過ぎるモノで。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
ヤケクソになり、紗樹に回されていた手をぎゅっと握った。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
紗樹(サキ)
紗樹(サキ)
背後で、ドサッと音がする。
夏瞳(ナツメ)
振り返ると、紗樹がベッドに倒れていた。
夏瞳(ナツメ)
…と、
紗樹(サキ)
小さな寝息が聞こえた。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
あのまま食われなくて、
ほっとしたような、
…なんだか、
放置されたような…
夏瞳(ナツメ)
皮肉を込めてそう呟き、
紗樹の額に軽くデコピンを打ち込む。
紗樹(サキ)
少し紗樹が顔をしかめたのに満足し、思わず笑みが漏れた。
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
夏瞳(ナツメ)
どこにも行かないという約束通り、
紗樹の手に指を絡ませ、俺も目を閉じた。