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冬彰冬 やることやってる悪犬の同軸リバです 二十日が彰人受けが好きなので、冬彰要素多め いいかたは↓

規則的で聞きなれた音が部屋に響く

彰人

スマホの電源をつけ、耳障りな音を消す

彰人

…ジョギング

そうして独り言を零し、ベットから降りた

くらくらと視界が揺れている

あ、これは、まずい

彰人

いっ…!

いつの間にか、視界は天井だった

絵名

なんの音?

うげ

彰人

いや、何でもねぇ

彰人

てか、勝手に部屋入ってんじゃねぇよ!

絵名

うるさいわね…

絵名

こちとら心配してあげてるんだけど!!

腰に手を当て、床に座っているオレを見下ろす

女王にでもなったつもりか

彰人

なんでもねぇから、早く部屋戻れ

絵名

はいはい

絵名

って、アンタ

しゃがんで、オレと目線を合わせてくる

彰人

は?

彰人

なんだよ

絵名

顔、赤くない?

彰人

…はぁ?

こっからはもう、早かった

即、オレはベッドに投げ込まれた

頭が混乱してるうちにアイツは、某シートを持ってきて

額に貼られた

絵名

風邪なんだったら言いなさいよね

絵名

…移されたら困るし

彰人

あ?

彰人

この野郎…

絵名

とにかく、アンタは寝てなさい

絵名

病人でしょ

はぁと溜息をつき、ベッド脇に座った

彰人

…戻んねぇのかよ

絵名

なんで?

絵名は、何も知らない無知な子供みたいな表情を浮かべ、 顔を傾ける

絵名

アンタ、病気のとき簡単には寝ないじゃない

絵名

だから見張りよ、見張り

彰人

そうかよ……

確かに、目が冴えている

彰人

移されたら困るってのは忘れたのか?

絵名

なっ…

絵名

うるさいわね!早く寝なさいよ!

絵名は、しっしっと手を振り携帯に目を移した

彰人

…はいはい

目を閉じる

………

ホント、コイツのこういうときの姉力(?)には驚かされる

これでも、姉だって認めざるを得ないくらいに

いつも通りの1日

でも、今日は学校もない

冬弥

久しぶりにゆっくりできるな

そんな俺の考えをもみ消すように電話がかかってきた

冬弥

ん?誰だ

端末に記されていたのは「彰人」という文字

なにか連絡があったのだろうか?

冬弥

どうした?

絵名

あ、冬弥くん?

思っていた返事とは違く、はっとする

冬弥

絵名さん…ですか?

絵名

うん

絵名

実は、彰人が風邪ひいちゃって

冬弥

彰人が……?

絵名

冬弥くんが良ければ、お見舞い来てくれない?

冬弥

俺は良いですが…

冬弥

何故俺に?

絵名

え?

絵名

恋人なんじゃ……

冬弥

冬弥

分かってたんですね…

絵名

ふふ、女を甘く見ちゃいけないわよ

絵名

彰人、冬弥くんにだけ対応が違うもの

絵名

見ればわかるよ

冬弥

そう、ですか

絵名

あ、否定はしないよ

絵名

冬弥くんなら任せられるから

冬弥

ありがとうございます…

絵名

じゃ、待ってるね〜

ピロン

冬弥

はぁ…

冬弥

行くか

スゥ、スゥ

寝息と、もう1つなにか物音がする

つ、と爪が紙に触れる音がした

……多分、アイツだろう

彰人

…ぇな

彰人

水……

冬弥

ん、あぁ

冬弥

わかった、少し待っててくれ

彰人

くると寝返りを打つ

待て

今、声が低くなかったか?

彰人

おい、待て

少し骨ばった細く、長い指が触れる

冬弥

なんだ?

冬弥

彰人は横になっていていい

彰人

…んで、お前がいんだよ

冬弥

あぁ、その事か

冬弥

絵名さんに呼ばれたんだ

彰人

アイツ……

彰人

…わざわざありがとな

彰人

さ、帰れ帰れ

冬弥

ちょ、ちょっと待ってくれ

手を前に出し、オレの肩に手を置く

彰人

は、なんだよ

冬弥

絵名さんに呼ばれたのもあるんだが、

冬弥

俺も来たい、と思って。

彰人

は……?

なに小っ恥ずかしいこと……

冬弥

俺らは、友人でもあり相棒でもある

冬弥

それと、恋人でも

彰人

なっ…!

はくはく、と口を開閉させる

彰人

…だからなんだよ

冬弥

……頼ってくれ

冬弥

頼らなくてもいいから、見舞いくらいはさせてくれないか

彰人

……わかった、わかったよ

彰人

頼るから

しゅんと、犬のように分かりやすい反応をする相棒をなだめ、言葉をこぼす

彰人

……これから、人前でそんなこと言うんじゃねぇぞ

冬弥

…分かった

あまり納得していないのか、眉をしかめ頷く

何がやなんだか

冬弥

あ、彰人

冬弥

キス、してもいいか

いや、唐突だな

彰人

…今は、やだ

冬弥

なぜ?

彰人

風邪、うつるだろ

冬弥

気にしない

冬弥

逆に彰人になら移されたい

すり、と顔を寄せる彼にオレはぐうと意味のわからない音を出した

彰人

だめ、だ

冬弥

彰人…

彰人

…これで満足してくれ

彼の頬にキスを落とす

その途端彼は、しっぽが見えるほど喜びを顕にした

冬弥

彰人!

彰人

…分かりやす

冬弥

俺からもいいか?

彰人

おう

何回も何回も顔にキスを落としてくる彼に頬を緩める

あぁ、これだから

彰人

(オレのコイビトサマは)

プセ/腐、百合、NLあり

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