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時刻は午前7時 愉快な音楽が聞こえ目が覚める しばらくすると看護師さんが 朝食を運んできてくれた
ぷ。
看護師さんが去っていったあと お味噌汁をすすってみる
ぷ。
食べ物が喉を通らない 味はちゃんとするのに 胃に何かが入っていく感覚が 気持ち悪くて仕方なかった
ぷ。
結局何も食べれなかった 看護師さんには申し訳ないが 許して🥺ということで
看護師
看護師
点滴を外してもらいながらそんな話をする
ぷ。
4年ぶりに見る兄の顔 25歳くらいになった頃だろう 兄弟の成長に感動(?)しながら 兄が来るのを待つ
看護師
看護師
看護師
俺の手に貼られたのは トマトの絵が描かれたテープ 針を指していた部分の止血のためのやつ
それから数時間がたったころ 病室のドアが開いた
あ。
そこに居たのは 4年ぶりに見る兄
ぷ。
あ。
あと兄の声はものすごく落ち着いていて こちらまでドキッとする
あ。
俺はまとめていた荷物を持ち 看護師さんに挨拶をしたあと あと兄の車に乗り込む
病院から家までの15分ほどの時間 車から流れる音楽だけが車内に響いており あと兄も俺も黙ったまま
駐車場に車を停めた後 車から降り玄関のドアを開ける
ち。
ち。
ち。