コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第四話スタート <注意:グロ表現あり> ひろside ー過去編ー
俺は以前、貴族いわばその町の一番の金持ちで 一番偉い人のいる家に生まれた。
俺は5人兄弟の長男。 兄弟の中で一番早くに生まれて、 兄弟の中で一番出来損ないだった。
3歳のころ。弟が生まれた。 5歳のころ。弟が生まれた。 7歳のころ。妹が生まれた。 最後の妹は双子だった。 両親は双子をかわいがり、出来のいい”2人の”息子をかわいがった。
母は、体が弱く内気で、優しい性格をしていたが 俺が家族でハブられ、いじめられてると知ると 部屋にこもって出てこなくなった。 父は、とても強く、屈強な男で なぜ仕事ができるのかもわからないほど脳筋。 暴力で解決したがる。 そして興味を持つのと同じぐらいのスピードで興味をなくす。 捨てられるときは一瞬なんだろうと思った。 きっと、頭の隅ではわかっていたのだろう。
最初、俺は兄弟皆が平等に愛されていると思っていた。 だけど、5歳のころに気づいてしまった。 「あれ、俺弟よりも勉強ができないし、速く走れない。 俺の長所ってなんだろう。」 そう思ったころにはもう遅かった。 自分の長所がわからないまま、家族には奴隷として扱われた。
俺は、信じたくなかった…愛していた家族に 裏切られた気持ちはもう誰にも分らない… とおもっていた。
ひろ
ひろの妹①
あー始まった 「私、可哀そう!!灰原ひろに話しかけられた!!」 ごっこ。まじで面白くない。
ひろの妹②
ひろの妹①
ひろの妹②
性格ひん曲がってるのか? この女たちと血がつながっていると思うと 心底死にたい
ひろの妹①
ひろの妹②
ひろの弟①
そんな声量でのどが痛くなるわけがないだろう 金だけはあるんだから医療の知識ぐらい蓄えてほしいものだ
ひろの弟②
ひろ
ひろの弟②
ひろ
ひろの弟①
名前呼ばなきゃ 「挨拶したのに!無視されたぁ!!」 とか自慢のおかわいい声でおっしゃるんでしょうけど、 無視じゃねぇよ。ふざけんなって感じだが 俺は逆らえない。こいつら弟、妹のみなら余裕。 喧嘩なんて売り放題だが… 問題は父親だ。 ああ、呼ぶって言ってたっけ?最悪…
ひろの弟②
ひろ
ひろの弟②
あぁ、○にたい。 家出したい、自由になりたい、どこかの神様へのいけにえになりたい。 あれ、俺っていい意味でも悪い意味でも 将来有望だなぁ…ww これが日常だった。 だけどこの日。俺の人生が変わった。
父親
ひろ
父親
ひろ
父親
んー、なんかよくわからないけど どうでもよくなってきた。 受けて立とうじゃないのw どうせ俺はすぐにこいつらに殺されるから
ひろ
父親
ひろ
ここで了承してなければ、ここからの辛いことは 起きなかったかもしれない。 けれど、もっとひどい目にあっていたかもしれない。 この選択は正しかったのか──?