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感想ありがとうございました
なるべく次のストーリーは 短くします!
なっげぇ
「ねぇ、知ってる?」
『照(テル)君』
照君はこの学校の生徒だったんだけど 暗い子で絵を描くのが大好きで てるてる坊主が大好きだった 時にはてるてる坊主にみんなの顔を 書いて見せてたりしてた
さすがに1人や2人の男子は 気味悪がった 女子は可愛いって褒めてたな まぁ、照君は不思議で意外と 奇妙な男子だけれど、 学力と体力と顔は学年1位 くらいだったからね
それにイラついたんだか、 気味悪さが気に入らなかったのか分からないけど…男子は照君をその日からいじめた もちろん女子は止めたかったけど… いじめてた彼は社長の孫だったから 逆らえなかった
照君は平気そうだったけれど… ある大雨の日…事件は起きた
(ザシュッ)
そう、いじめてた子は彼のお腹を 切った さすがに深くは切ってないけど
彼は痛くて痛くてもう辛かったらしい そりゃそうだよ
さすがに照君も苦しくて痛くて… 実はずっといじめを我慢して家で 大泣きしてたらしいけど、
でも、もう今日でもっと辛くて 痛かったから
大雨の中…
照君は屋上で 飛び降り自殺した
らしい
それは途端に噂が広まって… いじめてた子は退学になったし、 女子達は悲しんだ 自分を責めてたけど…いくら社長の孫でも、声掛けたりすればよかったのにしなかったから悪いと思う
そこでなんだけど…ある日… そのいじめてた子は 首吊りでしんでいるのが 見つかったと言う
噂によると…いじめてた彼の友達は…
彼が死ぬ前に電話で話してた らしいけど…急に怖がって…
「照がっ…照がっ! 俺を睨んでる!」 って電話で叫び出したんだって
後…
彼は 「照が俺の顔が 書いてある てるてる坊主を持っている」 とも、 言ってたらしいよ
なニかカンケイがアルのかナ
そこで…最近広まっているのは… 大雨の日、 顔を書いてないてるてる坊主に 向かって 『てるてる坊主よ、〇〇を殺して』 って言うと、照君がそのてるてる坊主を持って行って、殺したい人の顔をそれに書いてそれを持って 殺しにいくんだって
「それホント?」
「もちろん、最近首吊りの事件はほとんどそれらしいよ?」
「へぇ…」
_____プッツン___
都市伝説の話が終わると私はテレビを消した
長野 水美
奈々美
長野 水美
急に後ろからヌッと出てきた私の姉 奈々美(ナナミ)お姉ちゃん 大人です
長野 水美
奈々美
クスクスと口を抑えて笑う姉
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
急に真剣に言い出す姉
長野 水美
長野 水美
思わず冷や汗が出る
奈々美
奈々美
暗い笑みで笑う姉にゾクッとする 嘘っぽいが確かに当てはまる…
長野 水美
思わず口角が落ちていく
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
奈々美
奈々美
急に笑顔でにっこり笑う姉に ほっとする
奈々美
長野 水美
奈々美
奈々美
そう言うと私の髪をわしゃわしゃ と撫でる
長野 水美
奈々美
長野 水美
でも…ほんとに当たって いるんだよな… ちょっと…奇妙だな… 最近首吊り多いの…
河合 双葉
河合 双葉
彼女は私の親友の 河合 双葉(カワイ フタバ) 私と同じく怖い話のテレビを見てる ちなみに、双葉も姉がいて 私の姉と同級生
長野 水美
河合 双葉
昨日の話を今日も語り合っていると…
鈴原 疾風
河合 双葉
長野 水美
急に来たのは同じく親友の 鈴原 疾風(スズハラ ハヤテ) 彼も怖い物好き そう、うちら3人は 怖い物好きグループ! まぁ、地味なグループな為… クラスで目立ちません…
でも、疾風は顔が整ってて、 モテるので疾風だけ目立つ… ちょっと羨ましい…
鈴原 疾風
河合 双葉
鈴原 疾風
何故かドヤ顔の疾風 はい…?
長野 水美
呆れていると…
鈴原 疾風
河合 双葉
鈴原 疾風
長野 水美
疾風は…以外と珍しい方だと思う 普通は男子はゲームを選ぶだろうに… まぁ、それほど怖い話が 好きなのだろう
鈴原 疾風
河合 双葉
河合 双葉
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
河合 双葉
河合 双葉
興奮する双葉…
鈴原 疾風
あんなに双葉が話すが… 疾風はもっと呆れたのか 息を前髪にかけ、ふわっとさせ、 前髪が少し崩れた
河合 双葉
鈴原 疾風
2人は特に仲がいい 私は言い合っている2人を少し離れたところで眺めた
2人って…付き合えばいいのに お似合いだし 双葉はただの仲がいいって 付き合おうとしないけど 付き合えばいい絵になるけどなぁ…
河合 双葉
鈴原 疾風
長野 水美
鈴原 疾風
河合 双葉
長野 水美
鈴原 疾風
河合 双葉
長野 水美
鈴原 疾風
ほんとにこの2人といると 居心地がいい
でも…これがいつまでも 続くわけがなかったのだ
事件は突然に来るものだ
河合 双葉
鈴原 疾風
長野 水美
急に後ろから声がして私達は 声のする方を振り向く
見ると…クラスでいつも静かな子だ
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
河合 双葉
長野 水美
なんかあの子…目つきが怖いな… なんか睨んで…た?
鈴原 疾風
俺はこの大人しそーなクラスの女子に呼ばれ、今は体育館裏にいる
………………早く話してくれよな… 俺はアイツらと早く怖い話をするのが 好きなのに…たまに 邪魔する女子がいて… やめろって…アイツらといる方が 楽しいんだから
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
無言やめろよな…困るじゃんか…
鈴原 疾風
鈴原 疾風
行こうとした時…後ろから声がして 軽く振り向く
鈴原 疾風
彼女はさっきと違い下を向いて 暗かった
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
ん?なんか空が暗く…
(ポツポツ…)
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
(パシ) 手首を掴まれる
鈴原 疾風
(ザァーーーー)
とうとう雨が強くなり 制服が染みていく
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
『コロシテヤル』
鈴原 疾風
大雨なので声がよく聞こえなかったが 確かにそう言った
鈴原 疾風
鈴原 疾風
彼女はてるてる坊主を持っていた
鈴原 疾風
鈴原 疾風
(ドン!) 俺は彼女を押して地面に叩きつけた
俺は…首を掴んでいた
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
鈴原 疾風
気づきもしなかった…
俺の後ろに誰…か
?
その言葉が聞こえた瞬間
体が浮いて、首に激痛が走った
何ガ オキタ…ンだ
苦しい…苦しい 誰か!誰か!誰か!
俺は…意識がとんだようだ…
周りが… 真っ暗になった
河合 双葉
長野 水美
長野 水美
河合 双葉
河合 双葉
(ガラッ!)
生徒
河合 双葉
長野 水美
「疾風君が…!」
長野 水美
近所
近所2
外で近所のおばさん達が今日のことを話してる
今は…朝の10時
先程学校から帰ってきたのだ
なぜなら…
…疾風が首を吊っているのが 見つかったから
嘘かと思った
疾風は死んでしまったらしい…
長野 水美
その日は…涙が止まらなかった
次の日
河合 双葉
長野 水美
この子…について行った後…疾風は 死んだんだよね…
なんで挨拶してくるんだろう…
河合 双葉
河合 双葉
長野 水美
長野 水美
河合 双葉
河合 双葉
河合 双葉
河合 双葉
河合 双葉
双葉は彼女の服を掴む
長野 水美
河合 双葉
河合 双葉
双葉は彼女の頬を殴った
長野 水美
生徒
河合 双葉
河合 双葉
(ダッ)
長野 水美
双葉は走り去ってしまった
長野 水美
彼女は私を呼んだ 仕方なく私は振り向く
長野 水美
双葉のことは真実だ 私も双葉と同じ気持ちのため、 冷たい声を漏らす
長野 水美
なんで………………笑うの
長野 水美
長野 水美
長野 水美
何故か姉の名前を言うと笑顔が消え、 睨み出す彼女
長野 水美
長野 水美
? 何…今の顔… 今は笑顔だけど…なんなのこの人
同じクラスだったけど 知らなかったな… 気味悪いな…
双葉に殴られたりしたのに… 何も感じてないように平然と 席へと戻った彼女
そう言えば…名前…なんだっけあの子
家
私はあの子について調べるため、 入学した時の アルバムを見て、名前をさがした
けど、いくら探しても、いなかった
奈々美
長野 水美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
(パラパラパラリ…)
奈々美
お姉ちゃんはアルバムを開いてめくっていくと、ある人物を指さす
長野 水美
その人物は… 何故かあの子が映っていた…
長野 水美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
長野 水美
お姉ちゃん…? なんか暗い顔一瞬したような?
長野 水美
奈々美
長野 水美
奈々美
その夜の大雨の日…
奈々美
奈々美
奈々美
照君が死んだあの光景
奈々美
私は照君と同級生だった
今日も雨だ やけに降っている
そんな日でもお構い無しに イジメをする男子がいた
照
毎日毎日…なんて酷いことをするんだろう
照
奈々美
聞こえたのは私だけだったのだろうか
確かに聞こえた
助けてって
でも、無理だよ アイツに逆らったら…私の家族がどうなるのよ
奈々美
照
ごめんね
照
奈々美
奈々美
照君の叫び声に振り向くと、 お腹をナイフで切られていた
奈々美
私は怖くなって屋上に逃げ出した
雨が降っていても、気にせず私は崩れ落ちた
奈々美
奈々美
吐きそうな時…、屋上の扉が いきよいよく開いた
(バアァン!)
奈々美
照
照
照
(ベチャッ)
雨の上に倒れたので水の音がなる
奈々美
照
奈々美
奈々美
奈々美
照
照君を…おと、す?
奈々美
そんなの、自分で屋上に出たくせに… なんて、言えたらいいのに でも…、
もう、怖くて怖くて仕方がなかった
ギラギラした目で私を 見下ろすんだもの
奈々美
照
奈々美
(ガション)
私は照君をフェンスに押し付けた
照
奈々美
奈々美
照
(ドン!)
照
(ドサ) (グチャア)
下で鈍い音がなった
奈々美
下を見下ろすと、 痛そうに雨に当たっている 血だらけの照君がいた 雨のしぶきで血が周りに 飛び散っている
彼は黒い笑みを浮かべて耳元で囁いた
奈々美
長野 水美
することはしたのに…なんで、屋上に閉じ込めようとするの
屋上…屋根が無いのに
いいモノ 見してくれて
そう言って彼は私を屋上に閉じ込めた
奈々美
奈々美
(ドンッ!) 机を拳で叩く
奈々美
奈々美
奈々美
奈々美
奈々美
奈々美
奈々美
「はぁー…」 深い息を吐き出すと、
?
奈々美
奈々美
?
ちょ、っと待ってよ…よく見たら…
照
奈々美
照
照
奈々美
震えが止まらなくなった… だって、照君は私の顔が書いてある てるてる坊主を持っているから
奈々美
照
照
奈々美
照
照
奈々美
照
奈々美
奈々美
照
奈々美
照
奈々美
照
奈々美
照
照
奈々美
照
照
奈々美
照
照
奈々美
何故か雨が強くなった気がした
照
照
奈々美
照
すると彼は消えた
奈々美
照
奈々美
彼はいつの間にか私の後ろにいて… 喉にナイフを当てていた
奈々美
照
照
照
奈々美
『なが…のさ…タスケ…て』
蘇った…彼が何度も何度も タスケヲ求めてた声が、景色が
照君が男子何人かに囲まれて 蹴られたりして、照君はうずく まっている 頭を抑えて苦しんでいる それを目の前で私は足が 棒のようになって 突っ立っている
奈々美
涙が出てきた
奈々美
奈々美
照
照君は私を見下ろした
奈々美
照
照
奈々美
(ゴキィ)
鈍い音がなって、私の視界が斜めになった
奈々美
首が痛い… もしかして…首を オラレタ?
奈々美
奈々美
照
照
そう言うと、斜めの視界でも分かった
照君は持っている私の顔が書いてある てるてる坊主の首をきつく締めた
奈々美
すると私の体が浮いた
(グンッ!)
奈々美
首に縄が締められ苦しい! 首を…吊っているんだっ…
奈々美
縄を解こうとすると…
照
奈々美
意識が…とんだ
照
リビングでは…首を吊っている人と、 静かに泣いた少年がいた
しばらくして、少年は消え、 吊っている人は悲鳴と共に見つかった
長野 水美
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
だレそレ
長野 水美
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
河合 双葉
長野 水美
冷や汗が出る
なんで?どういうこと?
河合 双葉
河合 双葉
なんで…
って………………
なんの話これ
あれ、なんの話しシテタンダッケ
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
長野 水美
河合 双葉
河合 双葉
長野 水美
なんかよくわからないけど
まぁ、イッカ
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
噂
あの席… ダレの席ダッケ