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ねぇ泣くまじでなくほんとに無理しんどいよぉぉうわぁぁぁぁぁん(???)
皆さん安吾父を責めたい気持ちは分かりますがそれは結果的に安吾虐に繋がるので責めるなら中也母とかにしましょう( ˇωˇ )それか作者(((((((( というかこの過去編のやつ(今の辛い部分)とイガクも似合うと思うんだよね〜……という事で暇あったら描いてTERRORにあげてやるよ
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(泣泣泣) だざむがほんとに可哀想すぎる…これはストーリを作ってる磁石様も辛い😭😭 絶対絶対にちゅやが記憶を取り戻して幸せな日々に戻って欲しいなぁ物語の中身も濃くて 想像力天才すぎますね!!安吾も辛いだざむも辛いみんな辛いね🥹🥹(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́⌑ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝) でも自分は絶対幸せに戻るって信じております🙏🏻続きも楽しみに待ってますね!!
主
主
主
主
中也(16歳)
お前は…誰だ?
太宰(16歳)
中也父
中也(16歳)
汗が一滴頬を拭って下に落ちる
ごくりとなんとか唾を飲み込む
中也の疑う余地もない目に動揺ばかりしてしまう
久しぶりに聴いた「太宰」という呼び名に
手の震えが止まらない
中也(16歳)
その瞬間、世界の音が全て抜けた
私の魂が、すべて空っぽになったようだ
中也(16歳)
太宰(16歳)
森先生
中也父
森先生
中也(16歳)
中也父
森先生
太宰(16歳)
中也父
太宰(16歳)
そして、私たちは中也の病室を後にした
これが、中也と最後に交わした会話だ
森先生
森先生
中也父
森先生
太宰(16歳)
記憶喪失に…なった?
中也父
森先生
森先生
森先生
太宰(16歳)
森先生
森先生
太宰君に出会った瞬間からトラックに轢かれるまで…だったのだよ
体から血の気が引くとは、まさにこのことだろう
私は、立ち方すらも忘れて、力無く地面に座り込んだ
足先から、病院の床の冷たいものが伝わる
呼吸の仕方すらわからない
ただ脳にあるのは
いつも4人で笑っていた日常と
親友の死に際
中也の笑顔と
さきほどの疑いの目
私の脳に焼きついて_やがて、消えていく
太宰(16歳)
太宰(16歳)
森先生
太宰(16歳)
太宰(16歳)
中也父
中也父
中也父
森先生
太宰(16歳)
あ''あ''あ''あ''ああああああああッッッ!!!!
それからの記憶は…正直曖昧だ
頭を何かで殴られた様な
強い衝撃があった
後から聞いた話によると
毎日毎日自虐行為を繰り返し
毎日毎日泣き叫んで
毎日毎日ずっと自分の殻にこもっていたそうだ
もう会えない織田作と
もう話せない中也の名を呼んで
煌めいていた世界が一変して、憎い世界となった
毎日に嫌気がさしていた
いえば、その時の私はただの屍のようだ
そんなある日
安吾が私の屋敷を訪ねてきた
安吾
太宰(16歳)
安吾
私は初めて友人の土下座を見た
だが、心底どうでも良かった
理由は明快だ
安吾は何も悪くない、そして
安吾が私に謝ったところで織田作と中也の記憶は戻らないからだ
安吾
太宰(16歳)
安吾
安吾の手が震えている
それは執事たちも同じだ
国木田君も芥川君も、引き攣った顔をしていた
安吾
安吾
安吾の言葉はここで切れた
ふと彼を見ると、目に涙が溜まっていた
あまり眠れていないのだろう、目のクマや充血が酷い
安吾
責任の重さから…刑務所で自害しました
私のどこかでプツンと何かが切れる音がした
太宰(16歳)
太宰(16歳)
血が出るほど唇を噛み締める
腹の底からグツグツと怒りが湧いてくる
太宰(16歳)
安吾
芥川
太宰(16歳)
国木田
安吾
太宰(16歳)
安吾
太宰(16歳)
安吾の父親だ
安吾
太宰(16歳)
安吾
太宰(16歳)
私は国木田君が入手した浮気や犯罪の証拠をとった写真を机に置いた
安吾はそれをすぐ手に取って確認した
安吾の顔がどんどん絶望に変わっていく
太宰(16歳)
安吾
太宰(16歳)
安吾は私の顔をおずおずと見る
芥川君も国木田君も驚いた様な、恐ろしいという顔で私を見る
きっと自分では想像がつかないほど恐ろしい顔をしていたのだろう
太宰(16歳)
太宰(16歳)
ふざけるなッッ!!!!
私の声が壁全体に振動する
空気が沼りのように重い
安吾
太宰(16歳)
芥川
太宰(16歳)
芥川
国木田
太宰(16歳)
私はそこを後にした
早く織田作のところに行きたかった
『生きるなんて行為に何か価値があると本気で思っているの?』
いつしか私が言った言葉だ
あのときは、大切な人がこう返してくれた
…
あれ、なんだった…?
中也は…あの時なんて言ってくれてた…?
嗚呼…唯一の生き甲斐だと感じていたあの言葉も忘れてしまったよ…
私は…もう生きていても何も楽しくない
そう感じながら、何回も巻いた包帯を解く
そして、そこにナイフをいれる
これで何回目だろうか
見慣れた傷
ボサボサの髪
光を失った漆黒の目
散らかった部屋に…大切な人からもらった指輪
私は…
私はどうすればいい…?
主
主
主
主