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街の喧騒から少し外れた場所にある、僕が働く小さなカフェ。
ここの自慢は、丁寧に淹れたハンドドリップコーヒーと、落ち着いた静かな空間...のはずだった。
Jimin
ドアベルが鳴ると同時に、その声が響く。
入ってきたのは、ここ数日毎日顔を出している、少し派手な服を着た男の子。
ふわふわした髪に、笑うと線になる細い目。
見た目は天使みたいに可愛いのに、口を開くと…
Hobi
僕が努めてビジネスライクに接客すると、彼はメニューも見ずに僕の顔をじっと覗き込んできた。
Jimin
Hobi
Hobi
Jimin
慣れた手つきでカフェオレを作り、カウンターに置く。
彼はそれを受け取ると、一口も飲まずにまた僕に話しかけてきた。
Jimin
Jimin
Hobi
Jimin
直球すぎる。 僕は眉間を揉みそうになるのを堪えて、マニュアル通りの笑顔を貼り付けた。
Hobi
Jimin
Jimin
Hobi
Jimin
鋭い...
接客中、彼があまりにじろじろ見てくるから、わざと名札を裏返しておいたのに。
食い下がる彼に、僕は少しだけ声を低くして言った。
Hobi
Jimin
Hobi
その瞬間、彼は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、大げさに肩を落とした。
Jimin
Jimin
Hobi
Jimin
彼はようやくカフェオレを一口飲むと、"またね。また明日も来るから" と、嵐のように去っていった。
Hobi
静まり返った店内に、僕の深いため息だけが溶けていった。
明日も来る、なんて。
…明日までに、何か新しい "断り文句" を考えておかないといけないみたいだ。
でも、顔はめちゃくちゃタイプなんだけどな...