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「何てことはない」って言うのは嘘だったんですね
未来の日記を送り続けられて、鈴花ちゃんは自分のしたことの重さを理解出来るのでしょうか… 少なくとも、自分が殺 したようなものなのに、懲りずに亡くなった子の悪口を言い繋がるやつは、改心するのに時間がかかりそうですね 主人公が本物の日記を世間にバラし、痛い目を見せられて初めて重大さを理解しそうですね
10月〇日:体育祭
私の分だけスポーツドリンクが配布されない…
…なんてことは無く私のクラスは仲が良い。
鈴花ちゃんがリレーで1位!すごい!クラス全員でハイタッチ。
「汚っ!キンに触っちゃった!」
なんて言われるわけも無く、私も鈴花ちゃんとハイタッチした。
鈴花
鈴花
鈴花
11月〇日:教室
ドアを開けると教科書が飛んで来た。
…なんてことは無い。人気者の鈴花ちゃんが私を見る。
「なんか急に教室臭くない?」
…なんてことは言われない。「おはよう」と笑いかけてくれる。
鈴花
鈴花
鈴花
鈴花
「少しだけ考えさせて」
笑顔でそう言えた俺はすごいと思う。
「前向きなお返事聞かせてくださいね」とか気持ち悪い声で言われた。
ふざけんな。俺が何も知らないと思って___
俺が本当に好きだった子は自殺した。
いじめを苦にして首を吊っていた。
遺書代わりの あいつの日記に体育祭前までの あいつの学校生活が震えた文字で綴ってあった。
___俺は日記に何度も出て来た「鈴花ちゃん」に告白された。
返事はもう決まってる。
「鈴花ちゃん」に あいつが送るはずだった全うな学校生活を突き付けてやる。
「鈴花ちゃん」から一生 あいつが消えないように。
俺は毎日【未来の日記】を送りつける。
本物の日記は世間様に献上する。
___「鈴花ちゃん」の上っ面だけの人間関係はもうすぐ終わる。
社会的制裁を受けて「鈴花ちゃん」が1人になっても、あいつは消えない。消さない。
君は1人じゃないよ