呪鬼2〜先生今日も来ましたよ〜【完結編】

解説

1年前の冬 らだお先生が、呪鬼の時犠牲になった為みんなの前からいなくなる 皆は "呂戊太が無事になって帰ってきた" と喜んでいたが ただ1人 豚平だけは、らだ男先生が犠牲になった事 もう二度と会えないことに気づくため 喜びたくても内心は喜べない状態だった

春 皆にらだ男先生が可哀想じゃないの？と聞いても "あいつは呂戊太とか俺らを殺そうとしてたねんで？" とかの理由で跳ね返される その為、らだ男先生が可愛そうになったり、呂戊太の為に命を使ってでも呂戊太を救ってくれた事に気づく これから毎日 お墓や蔵に行くことにした

夏 皆らだ男先生の事を忘れ欠けている が豚平だけは忘れていなかった 俺らのために死んでしまった事をどうしても 申し訳なく感じたりしてしまう らだ男先生が寂しくならないように話し掛ける 勿論、声は聞こえるはずはない 聞こえることを信じ毎日来た

秋 皆、豚平に "らだ男先生はもう本当にこの世に居ない" という事を言い聞かせるが、何も効果はなく 寧ろ "そうなら俺らのせいで" と罪悪感を感じる… 鬱島大や鳥井希はそんなこと気にせずに 毎日遊びに誘っていたが、そんな気にはならず いつも断っていた 『そんな事よりもらだ男先生に謝りたくなった』

冬 らだ男先生と別れる寂しさを感じる らだ男先生は豚平の声は聞こえていたものの 答えることなんて出来るはず無かった 豚平の毎日の声を聞いて安心していた という事を知らず豚平はらだ男先生に 別れを告げた

そして… 1年後