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最高すぎた✨✨😭😭 推しと付き合いたい…
私が恋をしたのは、
高校生になってすぐの春。
薄く色付いたピンク色の花びらがひらひら舞い落ちて来る
私はそんな光景に見惚れながら、
"音駒高校"に登校している。
その時だった_
通行人
紅愛
ぶつかる…
そう思って目を閉じたが、
そこにあるはずの衝撃はない…
恐る恐る目を開けると、
_
紅愛
紅愛
_
と、気まずそうに目を逸らす彼がいた。
きっと助けてくれたのだろう。
伏せ目がちの綺麗な目、筋の通った鼻、柔らかく染まった唇。
…綺麗……
_
待って、行ってほしくない
あぁ、
私は、
この人に恋をしたらしい
紅愛
紅愛
_
紅愛
紅愛
咄嗟に出てしまった。
何やってんだ私……
_
紅愛
紅愛
_
孤爪研磨
紅愛
名前まで綺麗だなんて、
私は
この人を堕としてみせる。