玲 凪 短 編 集

絶賛玲王と喧嘩中

しょうがないじゃん

勝手に玲王がゲーム消したんだし、。

レオとさっかーするのも好きだけど、

めんどくさくないけど

これ、玲王本気じゃないし。

絶対、これ俺が話すために言ってるだけ

玲王嘘わかりやすい

これがもしも

「　嘘　」だったとしても

ほんとだったら？

俺は、正直何も言えなかった

これ以上、俺が何か言ったらレオを傷つけてしまう

そんなように感じて

レオの存在が

いつもは嫌というほどに輝いていたのに

今日は、消えてしまうぐらいに弱く、掠れて見えた

そんな事を忘れていた、ある日のことだった。

今日は珍しく起きた

自分で起きたことなんて、今まで無かったのに

ぶーっぶーっ（電話

レオから電話、…？

起こしてくれようとしたのかな

とりあえず電話でよ、…

レオじゃない、…

玲王、…？

医師？

何いってんの

昨日まで、レオは元気だった

倒れる訳っ、

ない、…

とりあえず、行かなきゃ。

あれから走って、走って

気付いたら、レオが居る所に来ていた。

せっかく来たのに、上手く言葉が出てこない

もう、話せないかもしれないのに

一生後悔するかもなのに

あれから3時間ぐらいして、

玲王はこの世を去ってしまったらしい

理由は病気なんだって

俺にも手紙を書いてくれたみたいで

何回も読んだ

でも、

玲王がいなくなったって聞いた時も

手紙を読んだ時も

泣けなかった

レオが、怒るような気がして

「　そんな事で下向くな　」って

下向くとかどうでもいいけど

レオがいないと生きていけないから

玲王がいない世界に生きてる意味なんてないから

もう一度、謝りたかったな

ごめんって、ありがとって

まぁ、あっちで会ってからでいいよね。