構ってくれない

一時間後

一ヶ月後

ピンポーン

ピンポーン

グサッ、グサッ、グサッ

グサッ、グサッ、グサッ、グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

ナイフをリョウの手に握らせる。柄についた血が少量、リョウの手についた、思わず、リョウは振り払おうとしたが振りほどけない。優香の力がこれだけ強いとは思ってなかった。

必死で、振りほどこうとするリョウ。優香はリョウが好きな優しい笑顔で、呪文のように唱える。

リョウの力が一瞬だけ弱まった。その隙を狙って、優香はリョウの手を包みながら、自分の腹にナイフを突き刺す。ズブリ、厭な感覚にリョウは得体の知れない恐怖を感じた。が、離せない。優香の手が未だしっかり握られてるから。