潔
あ、おい、凛!
士道
りんりん!
冴
追いかける
凪
ちょっと待って
凪
これ、前聞いてた毎日かいてる日記
凪
もってきた
千切
読め!
凪
『サッカーじゃなくて音楽や勉強してと言われた』
凪
『感情がわからなくなってきた、兄ちゃんが帰ってきたら相談しよう』
冴
凛…
凪
『ピアノの発表会で優勝した、父さんと母さんはうれしそうだった。なにがうれしいのかわからない』
凪
『サッカークラブの監督からお前がパス出さなくて負けたって言われた』
凪
『昨日のことから俺は自分のプレーからチームを操るプレーにした』
凪
『そしたら勝てた。監督も喜んでた』
凪
『味がしなくなった。でも、食べものだけだからよかった』
凪
『笑い方がわからない。でも心配かけないように作り笑いをする』
凪
『兄ちゃんが今まで言ってくれた言葉は嘘だった』
冴
!
凪
『ブルーロックというとこに選ばれた、そこなら俺を取り戻せるかな』
凪
『友達と言えると思う人たちができた、少しずつ自分を取り戻せてる気がする』
凪
『兄ちゃんを越えれば認めてもらえるそうまた期待した、期待するのはこれで最後にしよう』
凪
『兄ちゃんは潔や士道を選んだ、また期待してバカみたい』
凪
『ついに、飲み物も味がしなくなった』
凪
…!
凪
『…もう疲れた、消えれば楽になれるはずだ』
冴
ッ
冴
ダッ
凛
(ここ、幼い頃兄ちゃんと一緒に来てたとこ)
凛
懐かしいな…
凛
もう兄ちゃんは覚えてないと思うけど…(苦笑)ポロ
凛
ばっかみたい
凛
なんで期待したのかなぁ
冴
(凛ならここに…)
冴
はぁ、はぁ
冴
!
冴
凛!
凛
…
凛
なんで来たの
凪
凛、ごめん
凪
日記読んだ
凛
…だからなんだよ
凛
同情でもしたか?
凛
もう消えればいい
凛
そう考えたら楽になれる
冴
凛、やめろ
冴
消えるな
蜂楽
凛ちゃん!
蜂楽
俺、凛ちゃんが消えたら悲しいよ
凛
俺はなんとも思わない
玲王
凛、戻ろう
凪
凛、帰ろ
潔
凛!
潔
俺はまだお前を喰ってない
潔
消えるなんて許さねぇ
凛
うるさいッ
凛
どいつもこいつも
凛
俺は消えたいんだ!
凛
兄貴は俺を見捨てて今まで俺を放って置いただろ!
冴
ッ
凛
今さらなんなんだよッ!
凛
今までみたいに放っておけよ!
凛
疲れたんだよ!
凛
俺の事情もなにもかも知らねぇくせに勝手に入ってくるな!
凛
もう…もう、どうでもいいんだよ!
凛
お前らの私情に関係ない俺を巻き込むな!
凛
同情したって感情はすぐ消えるんだよ!
凛
兄弟っていう友達より硬い絆で結ばれてた関係でも兄貴は俺を捨てたッ!
凛
なら友達っていう絆だったらすぐ捨てるだろ!
凛
傷つきたくないんだよ…
凛
もう期待するのは嫌なんだよ!
凛
もう取り戻せるなんて思いたくない…!
凛
ズキッ
凛
ゥッゲホッ"、カヒュッ"
冴
お、おい
冴
凛!
冴
大丈夫か!?
凛
フラッ
ボチャンッ(凛川落)
凛
(あぁ…このままタヒぬのか…)
凛以外のみんな
!?
凛以外のみんな
凛!
冴
ッ
(冴川入)
冴と凛以外のみんな
!?
潔
おい冴!
潔
なにしてんだよ!
冴
見てわかんだろ!
冴
凛を助けに行くんだよ!
士道
なら俺も行く
(士道川入)
冴
士道…
士道
俺はこっちを探すから、冴ちゃんはあっちね
冴
おう
蜂楽
冴ちゃん、士道、凛ちゃんを助けて…
潔
凛…
~数分後~
冴
ゴホッ
士道
プハッ
冴と凛と士道以外のブルロみんな
!
凪
どうなったの
士道
俺の背中見て
背中には凛がいる
冴と凛と士道以外のブルロみんな
!
冴と凛と士道以外のブルロみんな
ホッ...
冴と凛と士道以外のブルロみんな
よかった…
冴
救急車呼べ
千切
あ、あぁ







