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コメント
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彰人🥞
杏🎤
彰人🥞
杏🎤
理由なんてものはなかった 杏自身は怖いなんて思ってなく、俺と居たくないんだ
だから、分かった 最終的には最初から俺が杏と離れたくないだけだったんだ
ただの、オレのエゴだ
杏🎤
彰人🥞
杏🎤
彰人🥞
彰人🥞
彰人🥞
彰人🥞
杏🎤
杏🎤
もう、誰も失いたくない また私自身を庇ってる
けど、それが本心だから
彰人🥞
彰人🥞
杏🎤
なんで、そんなこというの…、 ずっと自分に甘えてた
彰人の部屋で寝たのは志歩ちゃんを殺したことを思い出さないようにするため
彰人といると何故か心があたたまって、私の犯したことを少しだけ忘れることができて
もっと前から、私は消えることができたのに… 少しでもいいから彰人と居たいって、引き伸ばした
なんで、…甘えてばっか… 彰人のこと全然嫌いじゃないのに…
杏🎤
杏🎤
杏🎤
杏🎤
私は彰人に合わせる顔がなかった 今振り向いたら、こんなひどい顔を見られてしまう
気づけば私の顔は涙に溢れていた あー、やだなぁ…まだ彰人と話したいことあったのにな
また、一緒に寝たいな いつもみたいに喧嘩したいな
歌ってる時の調子にのった顔見たいな たまに見せてくれる笑顔だって、大好きなのに…
あぁ、ここで終わっちゃうのか… 終わるな、終わらないで…
彰人🥞
ザッ…ザｯ…
彰人の足音がする、 来ないで欲しい、もう…いいから
私は近づく足音から逃げるように前に進んだ
杏🎤
杏🎤
彰人🥞
彰人🥞
…あぁ、もうそれだけで十分だよ ありがとう、… 私だって、彰人と一緒に居たいよ
置いていかないで欲しいよ…
杏🎤
その瞬間、足場がなくなり…スローモーションになった 下が崖になっていると今さら気づき、目を瞑った
ガシｯｯ
彰人🥞
杏🎤
ひどい顔が見られる、クズみたいな私が彰人に助けられたら余計に、ダメじゃん…
彰人🥞
杏🎤
もう疲れた… 嘘つくのも大声出すのも 抵抗するのも…
私はただ…
杏🎤
弱々しい声がこぼれ落ちた
杏🎤
こぼれ落ちる涙なんか気にしてる余裕はなかった ただただ…単純にその言葉をずっと言いたかった
彰人🥞
久しぶりに微笑んだ彰人の顔を見ると余計に涙が溢れ出た その瞬間の笑顔が今までで一番好きだ
杏🎤
その時また、体が浮遊感におおわれた と思った瞬間下へまっしぐらに向かい始めた
杏🎤
崖の急斜面に叩きつきられ、凍った体が急に熱くなった
私、崖から落ちてる…、、 けど、それは私だけじゃなかった
彰人🥞
痛みよりも痛みに苦しむ彰人を見る方がとても辛い
杏🎤
彰人🥞
杏🎤
彰人🥞
杏🎤
鋭い斜面は私の体に傷をつけていき、想像絶する痛みがやまないまま下へ下へと落下していった
杏🎤
意識が朦朧とする 体中がジンジンと熱い
動かそうとしても動かない…
そして、何か手のひらに生あたたかい感触がした
見れば手のひらは真っ赤に染まっていて となりにはぐったりした彰人がいた
杏🎤
彰人🥞
彰人🥞
杏🎤
彰人🥞
彰人🥞
彰人🥞
杏🎤
こんな状況でも何故か笑顔になれた 彰人の言ってることは確かに正しいかもしれない
彰人🥞
彰人🥞
杏🎤
再び涙が出たけど、今度は悲しくない 心があたたまり涙が出た
杏🎤
彰人🥞
また最後微笑んでくれた彰人を心にしまいながら… 私達は深い眠りへとおちていった
けど、一つ最後不思議だったことがある 2人で落ちた時俺は誰かに押されて落ちた気がした
それに落ちた瞬時、うっすら見えた人が 俺の一番馴染みある親友に見えたのは
ただの幻覚かもしれない
主
主
主
主
主
