凛
○○が消えた
凛
手紙を残して
凛
最初は2日位で帰ってくるだろうと思った
凛
だが、○○が帰ってくることはなかった
凛
俺が○○なんて要らないって言ったから?
凛
俺のせいで...?
凛
俺は○○の才能に嫉妬していた
凛
俺達よりサッカーを遅くやったのにすぐ俺達レベルまで
凛
上がってきた、○○に、
凛
俺を越えて糞兄貴を越えるのではないか?
凛
そんな不安をずっと抱えていた
凛
だから、○○には冷たくしてしまった
凛
本当は好きなのに、大好きなのに..。
凛
俺の大切な"妹"なのに
凛
頼むから帰ってきてくれ.....。
凛
.....。
凛
今日も、メールの既読は付かない....。
自殺した?
凛
嫌なことを想像してしまった。
凛
もう、○○には会えない?
凛
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
凛
嫌だよ
武装探偵社
○○
ピロンッ
鏡花
メール来たよ?見ないの?
○○
大丈夫だよ、誰からかは想像出来るからね...。
鏡花
ふーん。
敦くんです。
○○さん、仕事です!
○○
私~?
敦くんです。
はい!
○○
分かった行こうか
敦くんです。
はい!
○○
じゃあね鏡花ちゃん
○○
ナデナデッ
鏡花
プシューう、うん
敦くんです。
(狡い...。)
○○
(そういえば、凛兄も冴兄もよく)
○○
(撫でてくれたな...。でも、もう関係ないんだ。忘れよう!)