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野球少女は色々と練習中！

第10話 - ライバルチーム

106

2025年08月11日

#ドラベース夢小説

千冬のセコム

谷口さん

どもどもー。

谷口さん

谷口さんです。

谷口さん

ドラベース夢小説第22話です。

谷口さん

タイトルでお察しする方も何人かいらっしゃるかもしれませんが

谷口さん

今回はあのチームの方が出てきます。

谷口さん

それでは、START

莉杏

んーｯ…おはよー…。

莉杏

…あれ？今日誰もいない…。

莉杏

んー…？今日練習なかったっけ…？

莉杏

…うん、あるよね…？

莉杏

…ｯあ"

莉杏

練習始まるの、いつもよりも1時間遅いんだ…。

莉杏

どうしようかなぁ…。あと1時間、何しよう…。

莉杏

（せっかく外に出たし、家に帰るのはもったいないよなぁ…）

？？

…ドラーズ？

莉杏

ｯへ？

？？

いやでも、こんな奴いたっけか…？

莉杏

…。

莉杏

（だｯ、誰…！？！？）

？？

そこの。

莉杏

ｯひゃいｯ！？

？？

お前、ドラーズか？

莉杏

…

莉杏

（白猫…？？？）

莉杏

…もふもふしそう…（？）

？？

…はぁ？

莉杏

（声に出てたｯ！？）

莉杏

あｯ、そｯ、そうですｯ！

莉杏

最近入りました！！！

？？

…ドラーズの新メンバーか。

？？

ドラーズなら、次の試合でまた会うよな。

莉杏

へ？次の試合でってことは…

莉杏

…えっと、"荒川ホワイターズ"…さん？

？？

知ってたのか。

莉杏

何か、ピッチャーの人がすごいボール投げるって言ってたと思います！

？？

おー、よかったなシロ！女の子に認知されてるぞ！

？？

…別に、興味ねぇよ。

？？

…一応挨拶しておくぞ。

？？

俺は"シロえもん"。お前の言う、"すごい球を投げるピッチャー"だ。

莉杏

え"ｯｯｯ

？？

そのすごい球を受ける、キャッチャーの平井だ。

莉杏

え"ｯｯｯ（2回目）

莉杏

…まじですか…？

平井

まじだぞ。

莉杏

…わぁ

シロ

お前の名前は？

莉杏

さｯ、櫻田莉杏です…。

シロ

ポジションは？

莉杏

ｯえ

莉杏

…と、特に決まったポジションは…。

シロ

…そうか。

シロ

…それで、他のドラーズの奴は？

莉杏

あー、えっとぉ…。

莉杏

今日の練習、いつもより1時間遅れてやるらしくて…。

莉杏

それを知らずに、1時間早く来ちゃったのが私です…。

平井

おぉ…それはどんまいだな。

莉杏

えっと、シロえもんさん達は何を…？

シロ

シロでいい。

シロ

俺達は走り込みだ。

莉杏

へぇー、そうなんですね！

莉杏

（やっぱ、下半身強くなきゃいけないのかなぁ…。）

平井

そういえば、ポジション決まってないって言ってたが…。

莉杏

あぁ。えっと、まだ入ったばっかりで確定してないってだけです！

シロ

…じゃあ、ピッチャーの素質があるって可能性も捨てきれないわけだな。

シロ

平井。こいつの腕前がどんなもんか見てみようぜ。

莉杏

ｯえ"

莉杏

いやｯ、でも走り込みの最中なんですよねｯ！？

平井

俺はいいぞ。

莉杏

ｯんんんん？？？

莉杏

（…え、何この展開。どういうこと？？？）

シロ

まずはキャッチボールからだな。

莉杏

あ、えっと…。思いっきりやっていいんですか？

シロ

…いいぞ。

莉杏

（ｯしゃ投げるぞーｯ！！！）

莉杏

えーいｯ！

ﾋﾞｭｰｰｰﾝｯｯ

シロ

…は？

平井

…は？

莉杏

おー、飛んだなぁ。

シロ

いや…は？

平井

（あのシロがめちゃくちゃ困惑してる…！？）

平井

り、莉杏ってめちゃくちゃ肩強いんだな…。

莉杏

そうらしいですね…ははｯ

莉杏

（これで諦めてくれこれで諦めてくれこれで諦めてくれ）

シロ

…なら、尚更ピッチャーの素質があるか興味があるな。

莉杏

（逆効果だったぁーｯ！そりゃそうだよねｯ！困惑で諦めてくれるかと思った私が馬鹿だった！！！）

莉杏

あはは…頑張りまーす…はは…。

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