私と兄はジャルジェ家という、 由緒ある将軍家の従者だ。
けれど私達は貴族の家系に 生まれた訳ではなく、それまでは ごく一般的な暮らしをしていた。
なので宮廷に訪れた貴族達に 嫌がらせされることもある。
貴族A
貴族A
貴族B
貴族B
貴族C
すると何も言わない私に 痺れを切らした3人は 口だけでなく、手も出してくる。
ドンッ!!
エナ・グランディエ
私は後ろに突き飛ばされて、 尻もちをついた。
エナ・グランディエ
エナ・グランディエ
貴族A
貴族B
貴族C
エナ・グランディエ
私が立ち上がろうとすると、 私の目の前に誰かが立つ。
貴族A
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
そのセリフと共に現れたのは 幼馴染でありこの家の末娘の オスカルだった。
エナ・グランディエ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
そう言って、手を貸してくれる。
エナ・グランディエ
それからオスカルが また3人に向き直ると、 弁解を始めた。
貴族A
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
貴族A
貴族B
貴族C
貴族A
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカルは少し黙り込むと、 次の瞬間大声で彼女達に告げた。
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
3人
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
貴族A
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
貴族A
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカルは彼女達を睨みつける。
3人
そして3人は そそくさと逃げていった。
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
1人でぶつぶつ不機嫌そうに呟く オスカルを他所に、 私の心臓は暴れていた。
エナ・グランディエ
エナ・グランディエ
そう思ったけれど、 オスカルに顔を覗き込まれた瞬間、 その説とともに 私の心臓は打ち砕かれた。
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
エナ・グランディエ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
エナ・グランディエ
エナ・グランディエ
エナ・グランディエ
こうして私は恋を知った。
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