それから、 本当に外に出られないのか…
地下室の至る所を確認したが、
やはり、 出口は一つだけ
階段を登った先の 扉しかなかった
そして、その扉は
固く施錠されていた
諦めて 部屋に戻った私達は…
部屋の装飾の布を破って、 友梨の遺体を覆った
そしてまた
話しは振り出しに戻る
久美
新田
奈々
美咲
裕子
新田
真理
美咲
裕子
久美
美咲
奈々
真理
美咲
奈々
裕子
奈々
新田
久美
新田
美咲
新田
裕子
真理
美咲
新田
真理
新田
美咲
奈々
新田
裕子
新田
久美
美咲
新田
真理
美咲
真理
美咲
奈々
久美
裕子
美咲
真理
美咲
久美
美咲
美咲
私は…私は…
私は 友梨と仲が良かった
友梨は私と 性格も似ていて、 安心して 一緒にいられる子
なのに 私はあの日…
美咲
友梨
美咲
友梨
美咲
友梨
美咲
友梨
美咲
放課後、 私は教室で 少しの間…一人になった
皆を待っている間… 教室を見渡して、 時間を潰していた
そしたら
美咲
真理の机が目に入った
その机の上には、 中学生にしては大人っぽい、 お洒落な鏡が置いてあって…
美咲
興味本位で 鏡を手にした瞬間
美咲
カシャン!!
誤って、 鏡を落としてしまった
美咲
床に散らばった…鏡の破片
美咲
「真理に虐められる」
私は恐怖で 頭が真っ白になった
そこに…
真理
久美
奈々
美咲
トイレから 三人が帰ってきて、 「終わった」と思った
真理
奈々
久美
美咲
真理
美咲
身を守る為の、 咄嗟についた嘘だった
それが…まさか あんな事になるなんて
真理
美咲
真理
久美
奈々
真理
美咲
真理
久美
美咲
奈々
真理
久美
奈々
美咲
友梨
美咲
真理
友梨
久美
奈々
友梨
真理
美咲
友梨が 助けを求めるように、 私を見つめた
でも
私は目を逸らして、 友梨を…
見捨てたの
美咲
美咲
美咲
美咲
真理
美咲
裕子
久美
奈々
新田
美咲
真理
美咲
真理
美咲
美咲
涙が止まらない
ずっと後悔していた 思い出を
今夜、 やっと懺悔…できた
なのに…!!
友梨はもう…
この世にいないなんて…!
悔しくて悲しくて
涙が止まらない
奈々
久美
裕子
真理
美咲
真理
久美
真理
奈々
裕子
真理
美咲
真理
美咲
美咲
美咲
美咲
つづく
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