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警察官１
君が目撃者の羽月さん？
羽月
はい。そうです。
警察官１
どういう状況だったか詳しく教えてくれる？
羽月
はい。そんなに詳しく知らないのですが…。(緊張する)
警察官１
知ってる範囲でいいから、教えてくれるかな？
羽月
はい。
羽月
朱里先輩が行方不明になった日、午前の８時くらいにバスが一緒だったんです。
羽月
それで、え、駅から降りたとき、その、えっとぉ、男性に無理やり車に乗せられていたんです。
警察官１
男性の特徴があったら教えて。
羽月
黒いパーカーにジーンズを着ていました。そして、腕に大きめなタトゥーがありました。
警察官１
車の特徴とかナンバーとか覚えてる？
羽月
車は白い軽自動車でした。
警察官１
他に何か覚えてることとかある？
羽月
もうありません。
警察官１
君の証言が役に立てば、最大で、君の家族に3000000円入るんだ。それくらい君の証言は大事なんだ。だから嘘はついてないよな？
羽月
はい。全て事実です。
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羽月
(怖いな。。。)
羽月
(あ、あの車！！)
羽月
(ナンバーはーーーーか…)
羽月
(警察署に戻ろう！)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
羽月
すみません！
警察官１
はい。なんでしょう。
羽月
さっき、車見かけました。
警察官１
ナンバー分かる？
羽月
はい。ーーーーです。
警察官１
おい、お前たち。はやく車のナンバー調べろ！ナンバーはーーーーだぞ！
警察官２
はい！！
１０分後
警察官２
車の身元がわかりました。
警察官２
車の身元はーーーーーーーです。
警察官１
今から行くぞ！
警察官１
お前も来るか？
羽月
はい。
警察官１
伊東朱里さんと知り合いなのか？
羽月
仲がいい大切な先輩なんです。
警察官１
早く行くぞ！
警察官２
はい！！
警察官３
了解しました！！
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
警察官１
梶山太郎さん。２３才。逮捕しました。
警察官１
羽月ちゃんよくやったね。
羽月
ありがとうございます。
羽月
役に立てて何よりです。
警察官１
伊東朱里さんは保護します。
羽月
ありがとうございます。
朱里先輩
羽月ちゃん、私を助けてくれてありがと。
羽月
朱里先輩。無事で良かったです。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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